2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
前に牛脂を取り上げた時に「シ=si=di=ヂ」なので「牛脂=gusi=gudi」と言いましたが、 その例を見せませんでした。指示の「ヂ=di=zi=gi=ji=ジ」は示すの「si=シ」に変化し ます。示談は「シダン」とも読みます。黙示録は「もくしろく」とも読みま…
城に住んでいる人はその地域の「最高権力者」です。その一族が住んでいる所が御殿 です。沖縄方言では「御殿=udun=ウドン」と言います。お殿様の「otono」と音が似て います。権力者の名声は「otoni=音に」高い、音に聞こえると表現するようです。「音に…
例外はあるかもしれませんが、体格が「gasshiri=ガッシリ」している人は「強い」 と殆どの人は思うのではないでしょうか。「ガッシリ」の音は「普通の状態からとても かけ離れた、桁外れ」の状態を表すようです。 食べるのがほとんどなくて「とても、 桁外…
現在の60歳以上の人は若者の全然の使い方が逆転して否定に使わないで肯定に使われている のを苦々しく感じているのではないでしょうか。言葉の意味の逆転は良くあるようです。名護の民話 を読むと「腕の良い大工の棟梁」は「ta'ba=ターバ」「ジェーク=大…
同意を「ulu=得る」と言います。現在は「elu=得る」と言う人が多いですが、以前は「ulu」 と言う人が多かったです。汚ない「言い方」他人を非難すると「dogu=doku=」毒」舌と言います。 毒舌も一種の「話し方、喋り方」です。毒の沖縄方言は「duku=ドゥ…
上: 普通のリュウキュウコスミレ 下: 光りを求めて花柄が伸びているリュウキュウコスミレ 日本語には語尾にブルが付く言葉とビルが付く言葉があります。生命力が旺盛な生物 は「suko-buru=頗る」元気で蔦も人もドンドン「 no-biru=伸びる」でしょう。自…
固い物、固形物は簡単には「割れ」ません。固い物を割るには「一番弱い所」、「割れ目」など 「凹んでいる所」に「kusabi=楔」を打ち込むと良いようです。 「楔」の「ku=ク」の音は容器 などにある「とても小さい、少ない大きさ=クーテーミ」の「ku=とて…
振り切ると「離れた」状態になります。割り切ると言います。「huri=furi=puri= 離れた=切れた=割れた」と見なして良いでしょう。「振り切る」は同じ意味の二種類の 言葉或いは二カ国語を並べて意味を強調するか新しい意味の日本語を作るに当てはまって …
竹で編んで網の目の大きさを加減して数種類の皿に似た籠を作り米や豆とゴミを選り分ける器具を 沖縄方言では「barki=バーキ」と言います。網の目の大きさで「出入りを制限」するのが「バーキ」 の役目です。「入場を禁止又は制限されている場所」は英語では…
「ハテナ=ファテナ=fat-ena」それは何でしょうというクイズ番組を作り、それで英語を教えると 面白いかもしれません。 前にラードのスメル語を調べた時に「ISHA」 の言葉が余りにも面白い ので「医者要らず」の言葉と関連付けて満足していました。 それで…
ある母音を強調したい時にはその母音の後に「n」を加える場合があります。「shida」は「shinda」になります。 自分が持っているのは数に限りがあります。持っている以上の数は数えられません。飴玉を5個持っていた人が 最後の5個目を食べたらもう「手持ち…
「田舎に=ina kani」いると馬の「inanaku=イナナク」鳴き声を聞く機会が都会に 比べてずっと多いでしょう。田舎とイナナクは音が近いので意味も近いと考えられます。 牛は「モー」と鳴きます。「ヒヒン」と鳴く「u-ma=馬」と「モー」と鳴く「u-si=牛」の…
抑えろと言う場合にはわざわざ上からと言わなくても良いでしょう。書道で使う墨を「suru=磨る」 時には墨を強く「押し」ます。「押す」の名護方言は「usure=抑レー、押スレー」です。人間が人間 を抑える時には腕の力が必要ですが、物を長く抑える時には「…
人間に直接の関係がない場所、即ち住んでいない土地や耕作していない土地 は「ale=荒」地と言います。今は町の中に沢山の人が住んでいて土地はセメント やアスファルトに覆われていますので、「土」は見えません。「土地」は土で出来て います。人間の数が…
「ラード=ISHA」を作る原料 油断大敵と言われるように暑い夏の太陽の下で働く人には油分は欠かせないようです。「油、脂」を 取らないと健康を損ねる、病気になり「医者」のお世話になるかもしれません。 そうならない為にも脂 を取る必要があります。沖縄…
爪で「皮膚」を掻くと言います。「爪で掻く」対象が皮膚です。「同じ意味の二カ国語を並べて新しい意味の日本語を作る」 日本語の原則を適用すると「爪=kaku=gagu=gag」のような一種の重畳語が出来ます。英語の「爪と蝸牛」は音が似ている だけでなく「外…
捻りを「negile=捻れ、捩れ」とも言います。「igilu=弄る」のは「negili=捩り」回す事かもしれません。 「igule=izule=何れ」は今ではありません。一回りした後かもしれません。水道の水は水道の栓を「捻る」と 「出る」仕組みになっています。水道の栓…
何をする「tumo=積」りか、の名護方言はヌー・スーヌ「チムエー=t,imu-e'」ガと言います。 「積り」を和英辞典で調べると「intend」、「 mind」、「plan」 が出て来ます。この音を含む言葉を アッカド語辞典で調べると「t,umu」出て来ます。 アッカド語で…
寝て間もない頃、寝「始め」の頃を寝入りばなと言います。 寝入りばなの「ばな=bana」 は「はなから信じない」の「はな=hana」と同じです。鼻の名護方言は「pana'=パナー」です ので「hana=bana=pana」です。ところで、なぜ寝入り「ばな」や「ハナ」か…
お父さんは大黒柱と言われます。無くてはならない「大事な」柱です。「titi=チチ=父」の音は 「大事な対象、少ない物、希少価値のある物」などを表すようです。「最大と最小」は一つの物の 「面と裏」を表す場合があります。「最大の褒美、賞金、賞」は「t…
一つの物を二つ以上に「切り裂く」状態を表す言葉には「furi=buri=puri」の音が使われるようです。 マラソンなどで一つの集団から抜け出て飛び出すのを集団の選手を「furi=振り」切って前に出ると言います。 長い間離れている、切り裂かれた状態の人が会…
古代ギリシャでは「気に入らない政治家」の名前を「貝殻、後では陶片」に書かせてそれを集計したようです。 一種の投票です。一定の票を越して獲得した人は外国に「追放された」そうです。名護方言では「追放せよ、追い 払え」は「uu-por=ウーポー」レーで…
音を「発する」、音を「出す」のを発音と言います。発音の「hatu=発」の音は「音」と関係があるようです。 その仮定が正しいと「hatu=発=音」になります。歩数と歩合から「fo=ho= bu」で、「田ta」には棚「田=da」 がありますので「ta =da」です。発…
評判が高くて大歓迎されるのを「鳴り物」入り=illi=illu」でやって来たと言います。「鳴り物」は 「太鼓や笛などの楽器」です。日本語は同じ意味の二カ国を並べて新しい意味の日本語を作る場合 があるのを考えると「鳴り物=ili=ilu=楽器や音楽に関係が…
ポーイシが「石」を表す同じ意味の二か国語を並べた言葉であると推測したら 「por」を含み「石」と関係がある言葉が幾つか見つかりました。 その一つが ウヮープルヤーに含まれる「pur=pr」の音です。この「pur」は古代エジプト語 では「小屋」です。「プル…
奥武島は殆ど「岩石」で出来た島、即ち名護のポーイシを更に大きくしたような 島の形をしていると想像できます。亡くなった人、あの世へ往った人、往生した人 はこの世からあの世へ「追い払われた」と考えられます。石川啄木の本によると彼 は古里を「石」も…
いつも一緒に居るなら二人は「隣どうし」の時間が多く、ちょうど持ち物を手に 「持っている」ような状態でしょう。英語では「with」です。「居る」の名護方言は 「win=ウイン」です。「itu-mo=いつも」は「itin=イチン」です。いつも一緒の 名護方言は「…
上はポーイシにある違った色の岩が積み重なった部分、私も初めてみました。 下は浜辺に近い岩、洞窟のような感じです。 「石」川啄木は「石」をもて「追われる」如しと言っています。「人を追い払う」一番良い 方法は「石を投げる」事のようです。「追い払う…
名護市宮里区の浜辺の先にあった「大きな岩」で出来た小島は今では浜辺とくっ付いて いますが、この「大きな岩石」で出来た小島を名護では「por=ポー」「イシ=石」と言って いました。ポーイシは同じ意味の二カ国を並べて新しい意味の日本語を作る日本語の…
箱と籠は物や鳥などを入れる容器です。同じ役目を果たします。「箱」「入り」娘 は「籠の鳥」に例えられます。「箱=籠=入り」と考えて良さそうです。そう考える と「身動きが簡単でない=身の振り方が難しい=ili」と推測されます。そのような 状態に置か…