ウーポーイン: 石をもて追われる如し


  上はポーイシにある違った色の岩が積み重なった部分、私も初めてみました。
  下は浜辺に近い岩、洞窟のような感じです。


 「石」川啄木は「石」をもて「追われる」如しと言っています。「人を追い払う」一番良い
方法は「石を投げる」事のようです。「追い払う」の名護方言は「u'=ウー」ポーインです。
「pur=por=ポー」イシの「ポー=por=pur=石」です。日本語は同じ意味の二カ国を並べて
新しい意味の日本語を作るという原則に照し合せると「U'U=PUR=POR=ポー=石」になり
ます。「u'pur=u'por=石石」スルが「ウーポー・イン=追い払う」状態を表しています。キリストも
罪無き物はマグダラのマリア、売春婦に「石を投げなさい」と言ったそうですが、石を投げた人
はいなかったようです。昔も今も、文化が違っても人を「追い払え=ウーポーレー」と命じられ
たら「石」を投げて追い払うのが効果的なようです。{nasi=なし」の「礫」と言う言葉もあり
ます。「nasi=礫=小石」と考えられます。「なしの礫」は「言葉や文章」で人を「攻撃する」
場合にも使います。「石で追い払うのと似た行動」です。「na-si=礫=投げる小石」と考えられ
ます。 語源由来辞典の解説はスメル語が分るとデタラメな解説になります。「na-si=ナシ」には
「意味がない」どころか「投げる小・石=礫」の意味があるのが分ります。ナシの「シ」は母子の
「子」や仔細の「仔」で、「si=小さい」と考えて良いでしょう。梨の礫の「梨」が礫のような
程度の「丸い」形で、「土色」をしています。「礫に似た形、似た色」なので「梨=na-si=小石
に似た土色、茶色の果物」と名付けたと考えた方が理屈に合うのではないでしょうか。


 スメル語とアッカド語は次の通りです。

U'U  = 石、英語では stone

purkullu = 石切り器、英語では stone-cutter

NA = 石、英語では stone