田舎に緊急避難する、馬がイナナクと競馬

  「田舎に=ina kani」いると馬の「inanaku=イナナク」鳴き声を聞く機会が都会に
比べてずっと多いでしょう。田舎とイナナクは音が近いので意味も近いと考えられます。
牛は「モー」と鳴きます。「ヒヒン」と鳴く「u-ma=馬」と「モー」と鳴く「u-si=牛」の違い
を考えてみましょう。牛は「のろい=鈍い」と考えられています。鈍牛と言う言葉があり
ます。牛は動きが「にぶい=鈍い」のでしょう 。一つの漢字に二種類の訓読みがある
のは珍しいかもしれません。「u-si=後」ろにいる人は足が遅い、動きが鈍いです。
私は「u-si=牛」も同じ意味の二カ国語を並べて新しい意味の日本語になった言葉だと思い
ます。即ち「u=si=石」です。「石のように」「動きが無い → 動きが鈍い」状態の動物
に付けた名前が「usi=牛」と推測されます。ニー・ウシ・トゥラは集合を命じられた動物
を早く来た順序に並べたとの寓話からきていると考えるのはおかしいと思います。それは逆
でしょう。遅く来た順序に並べたと考えた方が辻褄が合います。今、現時点から見るとニー・
ウシ・トゥラは「一番遠く」にいます。イー・イン・トイが目の前にいます。「usi=牛」は最も動き
が鈍い部類に入っています。星占い、星占術、天文学メソポタミアで生まれて東方に
広がったと言われます。ヴェーダと呼ばれる数学の伝統があるインドでさえも天文学だけは
メソポタミア由来だと認めているそうです。その点を考慮に入れると、子丑寅の順序は目の前
から遠くにいる順序に並べた順序と見なした方が正しいかもしれません。モーと鳴く音は遠く
まで届きませんが、馬のヒヒンと「inanaku=イナナク」鳴き声は遠くまで届くのでないで
しょうか。それだけではなくてヒヒンと鳴く声を「今さっき」聞いたと思ったら「あっと言う
間に」「直ぐに」馬は目の前の現れるのではないでしょうか。地震や台風の時には「緊急に」
「今すぐ」「hinan=避難」すべきです。避難の音に「今すぐ」を表すアッカド語の「inanna」
が含まれているのは偶然ではないでしょう。避難もアッカド語への当て字だと考えられます。
地震などの災害にあったら「naki=泣き」を見ないように「今すぐに」「避難」すべきです。

 シュメル語とアッカド語は次の通りです。

  U'U = 石、スメル語、英語では stone (北京音では「shi=石」です)

  inanna     = 今すぐ、英語では right now

  naqu      = 鳴く、泣く 英語では cry

、 ina qanni Tokyo = 東京の田舎に、東京の郊外