2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

型に嵌めて綺麗に見えるようにする、食べやすく・飲みやすくする

ケーキなどは「型」に流し込んで作ります。髪は伸び過ぎる前に床屋に行って髪を「刈って」貰います。 熱すぎる水は飲めませんので飲める許容範囲の一定の温度まで「冷まして」飲みます。 ネジ穴とネジの 大きさは隙間が殆どないようにピッタリ嵌るように作り…

手を何回打った数えてごらん

開始の合図は太鼓の音などでします。三三七拍子なら十三回打った後で何かが始まるか終り です。叩くや「utu=打つ」などは「何回」か「回数」を数える時に使っているのが分ります。「ututu =うつつ」を抜かすのは好きな事、「同じ事を何度も繰り返しり行う…

ドゥゲーリン:  泥を捏ねて煉瓦などを作る作業と転ばぬ先の杖との関係

転ぶのを名護方言では「du=ドゥ」ゲーリーンと言います。転ぶと体に「doro=duru'=泥」が付きます。 字を書く時のように鉛筆の先を紙に付ける時はその面積は僅かですが、紙の上に鉛筆を転がすと何倍 もの広い面積が必要です。泥を捏ねて「広げる」作業が煉…

死ぬ思いをする時と歯牙にもかけない

全ての動物は他の声明を食って生きています。食う事は口に入れる事です。別の 動物に「食われたら一巻の終り、死」です。「shinu=死ぬ」思いをするのは相手の 「歯牙にかかった」時でしょう。「歯牙にかかる=殺される恐れ=死ぬ思い」でしょう。 「shinu=…

「歯の=of teeth=teeth's」を「シノ=shino=shinu」と読む人を笑ってはいけない

名詞の後に「の」をつけてその名詞の説明をする場合があります。漢字の場合は二字熟語や四字熟語以外は 「訓読み」するのが普通です。重箱読みや湯桶読みは少ないですので例外と見なすべきでしょう。歯の=of teeth」 は「はの」と読むのが普通です。しかし…

華々しい活躍と番外地

マラソンなどでも参加者が百人いたら十番以内なら成績が良い方でしょう。しかしもっとも「良い」 成績を残すのは「一番」です。 沢山の中から選ばれたミス・日本やミス・ユニバースなどはとても 「綺麗い」でしょう。「とても良い」成績を残したら「花々=ha…

評判が良い交番

危険に対して備えるのは「とても良い」事です。日本には転「ばぬ=banu」先の杖と言う諺もあります。 店の仕事は店の仕事を一「番=ban」「良く」知っている人に任せます。そのような人は「ban=番」頭と 言います。「門番、番人」は屋敷に入れて「良い」人…

ウワー:  驚き・喜びの声か豚の鳴き声か

日本では驚いた時には「wuwa'=uwa'=ウワー」と声を上げます。こう言うのを「擬音語・擬態語=オノマトペ」 と言います。沖縄方言では「豚」は「wuwa'=uwa'=ウワー」と言います。驚きの「ウワー」も豚の「ウワー」も オノマトペと考えられます。他にも面…

ワッタ・クヮー: 我が子と我が家、 バナ・ヤー

我が子と言う表現があります 日本語は同じ意味の二か国語を並べて新しい意味の日本語作るという 原則から考えると元々の意味は「我が=子」だったと推測出来ます。「我が家」は名護方言ではワッタヤー で竹富方言では「バナ」ヤーです。「我が=ワッタ=バナ…

キチッとしなさい、キッチリしなさい、真人間か

キチッとしなさい、キッチリしなさい言う事は一種の暗示に聞こえます。具体的に何をしなさいと言っ ていないからでしょう。ただ大まかな指示であるのは確かです。人生において大まかな指示と言えば 「真っ当に、清く正しく」生きなさいと言う事でしょう。真…

ウーリ・イレーアン・チ・エンサ

名護方言では目上の人に「イン」と言ってはいけない、「u'li=ウーリ」言レーと言います。 「同意できる」時はハイ、ウンと言いますが、「同意できない」時には「uli=ウリ」ヤ・ナラン と名護方言では表現します。そうだと「同意する」時には「an=アン」チ…

ヌースーガー: 何をするか、何をしようか

今から「何をしようか」と言う時に名護方言ではヌー「スーガー=su'gar」と言います。 スメル語では次の通りです。 SHU GAR = 仕事をする、仕事を成し遂げる、英語では carry out

アキティ・サンガチ: 明けて3月

新しい年を迎えたら、年が明けたら3月には結婚しよう、祝宴をあげよう という場面で、沖縄芝居では「akiti=アキティ」サンガチと言うのを聞いた 覚えがあります。 この「akiti」には「明けて」の他に「お祝い」の意味もある ようです。 スメル語では次の通…

お側にいる人は側用人

大名などの「お側=osoba」に仕える人を江戸時代迄は「側用人」と呼ばれていました。 「お側」の沖縄式発音は「usuba」です。 スメル語では次の通りです。 USHBAR = 一緒に仕事をする上級職、統治者の下で働く人、英語では staff. ruler's staff

潤いのある肌と言われたら女性は嬉しいでしょう

潤いのある肌、熟れている、嬉しいに含まれている「ura」行音は「良い」状態を 表す言葉のようです。「ure=嬉」しい状態は「一番良い状態、最高の状態」でしょう。 これらの言葉は同じ語源から派生したと考えられます。 スメル語では次の通りです。 UR =(…

ペーガサーとヒーゴサラとゴッソリ

多量を「ゴッソリ」と言います。頻繁に細かい動きをするのは「ゴソゴソ」です。「goso=沢山、多量、 勝者・権力者の行動」と考えられます。ゴルフでは優勝すると色々な賞品を「ゴッソリ」持っていきます。 二位との差は歴然としています。名護方言では「ヨ…

いま直ぐ欲しい

緊急の時には今「sugu=直ぐ」「欲しい」と言います。「欲しい、必要とする」は英語では「need」です。 スメル語辞典に「need」を入力すると「sugu」が出て来ます。青い果物は熟するまで待たないといけませんが、 「真っ赤」に熟した果物は「sugu=直ぐ」食…

スッカリ忘れたとスッカラカン

スッカリ忘れたなら「完全に」忘れていて「何も覚えていなかった」状態です。スッカラカンなら 財布の中には「何も残っていない」状態です。「sukkara」の音は「何もない」状態を表すようです。 「suh=su=kara=空」と考えるとスッカラカンやスッカリは同…

グッスリとグスーヨー

グッスリとグスーヨーは「gussu=gusu」の音が同じですので同じ意味が含まれている と容易に推測出来ます。グッスリは「タップリ、深く」寝る事です。「深遠、遠大、 大量、 多量」を表します。会場に「集まった全ての人々」に向って呼びかける沖縄方言は「G…

ムスドゥン: 手を結んでいる

顔を何度も合わせると仲が良くなります。仲が良くなると手を「musubi=結び」仲間になる 約束をするでしょう。そうなるとお互いが相手の「顔が立つ」 ような内容の契約や条約を結ぶ でしょう。結んでいるの名護方言は「musudum=ムスドゥム=ムスドゥン」で…

ムイ: 木がたくさん生い茂り地肌が見えない所は森です

木がたくさん繁っている所は森です。 沖縄方言では「mui=ムイ=森」です。周「囲=i」を「取り囲む」 と言います。「i=衣」は体の「外側」に着ます。山の地肌を「外から覆っている」のが「moku=木」です。 「mui=森=木が地肌を覆い繁っている所」です。…

モー良いよとマーダダカイ

何かをある程度した後で「モー良いよ」と言う場合があります。なぜモー良いよ と言うのでしょうか。なぜ五十音の中から「mo’=モー」を選んだのでしょうか。 英語では「more=まだまだ、=もっと」です。日本語のモー良いよとは全く逆の意味です。 そう考える…

フンデーとプンデー、腑抜けと骨抜き

泣き虫「弱虫」の状態を曝け出して親に甘える子を名護方言では「pun=プン」デー と言います。 首里方言式の発音は「hun=フン」デーになります。 フンデーは元々は 「hunu=フヌ」デーだったと推測できます。こっちに「来ないか」は「来ぬか=konuka」 とも…

ムグン: 捥ぐのは十分成長して熟れて味が良い物

成長して熟れた果物は美味しいです。そのような果物を「捻り回し」て取るのを「mogu=捥ぐ」 と言います。名護方言では「mugun=ムグン」です。「mugu」の音には「中にあるのがある一定時間 の経過後に外に出る」意味がありそうです。沖縄方言では「r」の音…

フネー: 船酔い、不妊 、腑抜けの関連用語

私は小学生の頃に父が運転する乗用車で初めて那覇まで行った時には那覇に着く直前に吐いた 事があります。それまで何度もバスで那覇まで行った事がありましたが吐き戻した事は一度もあり ませんでした。バスより乗り心地の良い乗用車で「船酔い」するのは不…

イジン: 外に出る許可が出る

名護方言ではお家から「外へ出る」のも「イジン」ですが、許可が 「出る」のも「izin=イジン」です。許可を出すのは「同意」の印です。 トルコ語では次の通りです。 izin = 同意する、承諾する、オーケー、英語では consent, OK

アビンとアビティネン

言うのを名護方言では「abim=abinアビン」と言います。「b」の音は「w」や「m」の音に変わり、 「i=u」ですので「abim=awim=awum」です。「言葉」に出さなくても良い、「話をする」必要がない ほど良い状態が「awum=阿吽」の呼吸でしょう。 言ってはいけ…

カマン・カマン・七マカイ

食べ物をどうぞ召し上がって下さいと言われて最初は断りますが、一度食べる事に 「同意したら」七杯もお変わりするのを沖縄方言では「カマン・カマン・ナナ・マカイ」と 言います。「食べない、食べない」と断っていたのに、食べ始めたら「七杯」もお変わり …

外に出すと不安

子供を遠い所 「外」に出すのを不安がる親が多いようです。外は「hoka=他」とも言います。 沖縄方言では「huka'=フカー」です。ハ行音、特に「hu」の音は「外」を表すようです。英語 の「off」に相当するようです。「off」を逆から読むと「ffo=ho=hu」に…

熟れた果物は捥ぎ取ります

果物が「ure=熟れ」たら「mogi=捥ぎ」取って食べます。捥ぎ取る時の手の動きを見る と手首を「回している、捻っている」のが分ります。「mogi」の音は「回転」を表していると 考えられます スメル語では次の通りです。 UR = 余分な部分を切り取り形を整え…