チチガーラチャン: 首筋や足首の周辺の筋を痛めた

  お父さんは大黒柱と言われます。無くてはならない「大事な」柱です。「titi=チチ=父」の音は
「大事な対象、少ない物、希少価値のある物」などを表すようです。「最大と最小」は一つの物の
「面と裏」を表す場合があります。「最大の褒美、賞金、賞」は「tatta=タッタ」「一人」「優勝者」
に贈られます。「少ない物ほど高くなる」のは「希少価値」でも分ります。「tate=建物」は衣食住と
言われるように「とても大事な」物で普通の人は「一生に一度だけ」自分のお家を「tate=建て」ます。
権力者に「tate=楯」突く時はは昔は「死を覚悟した」ようです。「tettei=徹底」的に虐められた後で
処刑されたようです。殷の国の紂王は「掣肘」されたので名付けられた送り名、死後に賜られた名前
かもしれません。「一度」は数えられる「最小」回数です。「tatta=タッタ=一度=最小回数」を見る
と「タッタ一度」は「おなじ意味の二カ国を並べた重畳語」であるのが分ります。「tate=建前」は
「一度だけ、又は一番多く」使われる逃げ口上かもしれませんが、個人は「一生に一度だけ使うのが
許される」事かもしれません。建前だけを言っている人は世間では通用しません。 「最低の人間」と
見なされる恐れがあります。「物の両面、裏表」を一つの音です表すのが「tatta」行音と思われます。
「徹底」的な捜査をする職業が「tantei=探偵」です。「万一」は「tote=トテ」モ少ない回数です。
万一そうなった場合は「tato=例」エそうなったとしても、と言い換え出来ます。とても悪い事をして
人を「死に追いやる」と「tata=祟」ルかもしれません。「totte=取って」付けた言い訳を聞きたいと
思う人はいないでしょう。それは何か「強力な権限を持つ人に無理強いされた」か、「急遽」思いついた
「最低の」言い逃れだと受け取る人が多いからでしょう。「tada=タダ」ならぬ状態「一大事」です。
「大事の中の大事」「一番目に処理すべき大事=一大事」です。「tatte=タッテ」のお願いは「滅多に
ない」お願いです。秘密は大事に締って置くべき事です。密封して秘すべき事ですので一般の人が滅多に
聞けない事でしょう。秘密はベールに「tutu=包」まれていると表現されます。人を虐める「とても酷い」
やり方は「tati=タチ」が「悪い」と言います。人間は「肋骨」を折られた時に「一番酷い怪我」をしたと
思うのではないでしょうか。昔の酷い病気は結核です。私が高校生の頃は結核の手術で「肋骨」を六本?
失ったと噂された体育の先生がいました。ギリシャ神話では世界で一番の力持ちの「アキレス」にも「たった
一つの弱点」があると言われていました。それが「アキレス腱」です。これは「弦、蔓」状の筋肉の「筋」
です。沖縄方言では「s,ilu=チル」と言います。アキレス腱付近の筋肉の筋を怪我する状態を名護方言
では「titi=チチ」「ガーラ」チャンと言います。「骨の周辺の筋」を「挫く」ととても「痛い」です。「足首
を挫いた」のを名護方言では「titi-gal-la」チャンと言います。過去形がチャンですので「titi-gal-la」が
「挫く」になります。筋肉周辺の「筋」を名護方言では「s'ilu=チル」と言います。そのチルを痛めるのが
「ti-ti-gal-la=c,i-c,i-gal-la=チチガーラ」チャンと考えられます。その時の痛みは「とても酷い」です。
「とても」を表す「長大強」のスメル語は大柄の柄と同じ「GAL」です。「否定」を表す言葉は「LA」ですので、
「TI=s,ilu=チル=筋」の機能が「gal=とても大いに」「la=損なわれた」状態が「ti-tigala=チチガーラ」
チャンと見なして良さそうです。

 スメル語とアッカド語は次の通りです。

  TI  = 肋骨、スメル語、英語では rib

  s,ilu = 肋骨、アッカド語、スメル語の TI に相当、注:(私は骨の周辺の筋肉、筋、即ち沖縄方言のチルではないかと思っています)
       英語では rib 
   
GAL = 大きい、スメル語、英語では big, great

  la' = 否、違う、否定を表す言葉、アッカド語、英語では no