2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

お手伝いにアガリます: なぜ行くの代りにアガルと言うのでしょうか

お手伝いをしに行きますと言う代りにお手伝いに「agali=アガリ」マスと言う場合があります。 どうしてでしょうか。それは「腕前の良い」人が「腕=手」を貸すからだと推測できます。普通の 人でも手を貸す人が多ければ多いほど「助かる」からでしょう。「大…

人非人とニンピラーとピーコーラー: 虫に例えられた人と虫が食った芋

毛虫など虫は「嫌われる生き物」です。「嫌な奴、嫌いな奴」だと思う相手には「虫」 を後ろに付けて表現する場合が日本語の中にはあります。泣き虫など人間は「虫に例 えられる」場合があるのが分ります。私は去年、10匹以上の蝶と蛾の幼虫を虫籠の中 で育…

グッスリ眠られる、枕を高くして寝られる

寝る時の道具は寝「具=gu」と言います。枕を高くして寝るのは「gubi=kubi=首」を高くして寝る のと同じ事だと想像出来ます。敵に「襲われる恐れが無い、寝首をかかれる恐れが無い」時には枕を 高くして寝ると表現します。その時には「gu suri=グッスリ」…

逢はずにいたいと天国に行く時には荼毘に伏す

「逢わず」は古語では「ahazu=逢はず」と書きます。あの人に逢はずにいたい と思ったら横道にでも入って「隠れる」のではないでしょうか。自分の後ろ、背中 は見えませんので「背後に」隠れるのが一番良い方法でしょう。人間を含めて生物 は自分が隠れたく…

サーラ・ナイは回転が速い歩く速さかもしれません

歩く速さと走る速さを比べたら「走る」速さが速いのは誰でも知っています。沖縄方言では 「速く進む」状況を「sa'ra=サーラ」ナイと表現します。アラビア諸国と同じように沖縄では約束 の時間に間に合わせて来る人が昔は少なかったです。沖縄タイムという表…

きりっとした鼻と霧立ち昇る

高い状態を表す言葉には「kiri」など「kira」行音が含まれるようです。「kiri=霧」 は「立ち昇る」と表現されます。「立っている人が多く」もう人が入る余地がない 時には「立錐」の余地がないと言います。「立」と一緒に用いられている立錐の「錐」 は「ki…

酒粕を食べたらいけないと叱られた子供はいるでしょうか

親は子供が「良い状態に変る」のを期待して子供を「sikalu=叱る」と考えられます。 病気だった人が完全に元の健康状態に戻ると「sukkali=すっかり」「良くなったね」と 言います。沖縄方言では「運が良い、ツキがある」のは「kali’=カリー」アインと言い …

頭の悪い人は瑣事に拘り、上に立つ人、頭取や頭の匙加減で全てが決まる傾向があります

「頭」の悪い人は「sagi=瑣事」に拘るようです。そのような人は物事を太極から考えられ無い人、 頭の使い方の悪い人で、汚い行動、「azadoi=azatoi=あざとい」行動を取るようです。世間での物事 の判断は上に立つ人、頭取などの頭が決めます。人事など色…

ウムサンと鞣す: 持つか持たないかは消化能力、モツが機能しているかどうかで決まるようです

勿体無いは「mutu=mot=勿=体無い=体が無い=死」ですので、「持たない=motanai=motane'= 間もなく死ぬ」になります。何も残さないで死ぬと「犬死」と言いますが「去ぬ=死=根の国に去る」と 考えられます。沖縄方言では「根=ne=ni'=ニー」です。…

カジミンと笑みと恥じらい: 物、意欲、表情の隠し方

隠すの名護方言はカンコー・フン又は「kadi=カジ」ミンです。目の前にある物はその「kadu=数」を 「kazo=数」エラレますが「隠している」物は「数え」られません。「隠れて」一人で何かをこそこそする 人には「kaza=風」上に置けないと言います。物は真…

没頭するのは首までめり込み、それが失敗すると沈没しても良いと考える態度

何かに「没頭する」のを「no-meli=のめり」込むと言います。頭まで「めり込む、没する」か、 「首」まで「めり込む、没する」のか、国よって表現の仕方が違うようです。 「meli=メリ」ハリ が利いているのは「首」まで「めり込み」、「没頭する」態度を評…

人間は自分の心にピッタリくる素晴らしい物や人を探し求める、探るのではないでしょうか

厚い心は厚意と言います。「厚意」を受けるのは嬉しい事、素晴らしい事でしょう。相手の 厚意を信じて相手に頼むお願いするのは「sega=セガ」ムと言います。「saga」行音は「頭と心」 に関係があるようです。「suga suga=清々」しい態度は気持が良いです。…

蔑む

心の中で相手を「下」に見る、馬鹿にするのを「sage=蔑」スムと言います。 シュメル語が分る と蔑むは「蔑スム」と表記した方が良いのが分ります。気分が悪いと「心」が「fu-sagu=塞ぐ」と 言いますが、「fu=腑」や「sag=心」が「不安の時」「負=不」の…

大丈夫と宥められ安心出来たら賛成します

冷静な判断を下したと思ったら「sag sed=sansei=賛成」するようです。この問題を討議して欲しい と議案を持ち出した方は、賛成する人が多いと「心を撫で下ろして安心する」でしょう。 シュメル語では次の通りです。 SAG SED = 気持を和らがせる、安心させ…

ガックリ来るガッカリする

望みが叶えられないと失望します。「gakkuli=ガックリ」来て、「gakkali=ガッカリ」します。 植物を見ると「水分が十分に供給されないと」「萎れて」から「枯れ」ます。茎が折れ曲がる 様子は正に「ガックリ」の表現にぴったりです。 シュメル語では次の通…

ニーカーカー:  死ぬのではないかとの恐怖が頭の中をよぎる瞬間

人間は死ぬのを恐がります。「死に行く」「死ね」は「死=根の国に行く」「死=根」かもしれません。 植物は「根=ne」が「腐る」と死んでいます。「ne=根」腐れは「死」ですので「根の国に行く=根腐れ= 死」で、「根腐れ」は同じ意味の二カ国語を並べた…

ナングスク: 御城は死者を祀る場所だったかもしれません

沖縄では「城」は「gusuku=グスク」と呼びます。その呼称は何処から来たので しょうか。もし沖縄方言を含めた日本語の語源はメソポタミアにあると仮定して良い のなら「gusuku=グスク」に「u=o=御」を付けた「お城」は「ugusuku=御城= 死者を祀る所」に…

なめし革と豚に真珠

革製品は「nameshi=鞣し」「革=hide, rowhide, pelt, skin etc,」からつくります。なぜ革製品の原材料を 「nameshi=鞣し」と言うのでしょうか。人間が動物の肉をたべるにも、その皮を利用する場合にも屠殺しないと 食べられません。「死んだ」動物の「皮…

心を打たれるのを感銘すると解釈するのは全然のように意味が逆転した結果ではないでしょうか

市役所の係長が新入りの職員にお昼代を払わせていたいうニュースを見ると役得は 部下を「打ち付け」て、上前を撥ねる事ではないかと感じます。 そんなやり方を見ると 「酷い」、「dug=duku=ドゥク」ドーと言いたくなります。 「やり過ぎな行為」に対しては…

ヤマトタケルは頼れる男です

「takara=宝」はいざとなったら売ってそのお金で生活できますので「大事な物、信頼できる」物です。 その音から判断すると「takeru=タケル」や「takaru=タカル」も「信頼」と関係がある言葉だと推測 できます。煮え「滾る=tagiru」のはお湯の温度が「非…

目印と印と印鑑

集団の中にいると目立ちませんが、一番上、表面に出る目立ちます。新しく実力のある人や有名な 人が出て来るとヒーローの「出現」と言います。表に出る、表面に現れる、テレビの「画面」でいつも見る のは新しい「スター」の「出現」です。「面白い」の顔は…

デークスーと出来損ない

下手な人を名護方言では「de'kusu=デークス」と言います。デークスの「de'k」や「deki=出来」損ない の「dek」の音が「dig」の音に変るなら、すなわち「dek=dig」ならば、この言葉は「体に障害があり人並み には動けない」状態を表す言葉であるのが分りま…

ヤマトタケルの尊は頼れる男です

タケルとタカルなど似た音は大体同じ意味を持っていると考えられます。水が煮え「滾る=tagiru」 のはお湯の温度が「高くて、激しく、勢い良く、水が回転している」状態表しています。「takara」行音 や「tagara」行音は「高い、激しい、勢い良く」などを表…

頭を横に回すと言うべきか横に振ると言うべきか

嫌だと言う時には頭を「横に振る」と言いますが、頭の動きを良く観察すると 頭を「左右に回している、横に回している」のが分ります。そういう風に解釈する と「横に振る=横に回す=左右に回す」と理解できます。要するに「振る=回す」 であるのが分ります…

頭が下がる人は自分より遥かに先を歩み素晴らしい業績を上げた競争相手

ほとんどの人は素晴らしい業績を上げた人には「頭」が「sagaru=下がる」のではないでしょうか。 いつも自分の「頭の先」にいる人、「先頭を切っている人」には「頭」が「下がる」のが普通の人です。 シュメル語では次の通りです。 SAG GAL = 先を進む、前…

首根っこを押えられたらグーの音も出さないで降伏するでしょう、悲しい現実が待っているでしょう

人間は「首」根っこを押えられたら「gu=グー」の音も出ないでしょう。完敗です。その後は 首根っこを押えた人に従属します。「kanasi=悲しい」現実が待ち受けています。相手の「手中 に入る」と「降参する」しかないでしょう。家族からは「引き裂かれ」て…

癪に触るのは嫌な相手に心を触られた、心中を見透かされたと思うからでしょう

癪に触るの「shag=shaku=癪」は「心」だと考えられます。「憂鬱だ、気が晴れ ないと思う」時には「心、気」が「fu-sagu=塞ぐ」と言います。 塞ぐに含まれる 「sagu」と癪に触るの「shaku」は同じでしょう。即ち「shaku=shagu=sagu=shag」 だと推測され…

シルシドー: 屋敷の周囲の地面に立てた杭は所有権を表す印です

この土地は自分の物だと所有権を主張したい時には「地面」に石などの「物を置いた」ようです。 この「石で囲った」土地は俺の物と言う時にこの「sirusida=印だ」、この印を見なさいと言います。 「印だ」の名護方言は「sirusido=シルシドー」です。普通の…

なぜ日本人はお祝に何かを貰ったらお返しをするのでしょうか

日本ではお祝の時に金銭を貰ったら「お返し」をする習慣があります。なぜでしょうか。 ハッキリは分りませんが日本語の「shugi=祝儀」にその答、起源が隠されているようです。 祝儀の沖縄方言は「su'gi=スーギ」です。衆議を貰ったらその一部をお返しする…

どれが良いですか: そこにある全ての物の中から選んで下さい

沢山の品物を集めてその中から、集められた「全部」の中から選びなさいと言う場合があり ます。その時には「dore=どれ」でも良い好きな物を選びなさいと言います。そこにある「全て」 の物の中から選ばせたい時には「dore=どれ」にしますかと言います。共…