毒舌と汚ない言葉と演説

  同意を「ulu=得る」と言います。現在は「elu=得る」と言う人が多いですが、以前は「ulu」
と言う人が多かったです。汚ない「言い方」他人を非難すると「dogu=doku=」毒」舌と言います。
毒舌も一種の「話し方、喋り方」です。毒の沖縄方言は「duku=ドゥク」です。英語でも「話す」
を表す「言葉」には「di=話す」含みます。「dictionary=辞典」、「dictation=話を聞いて筆記
する、速記も一種のディクテーション」などがあります。私は名護で育ちました。子供の頃に年寄り
に「ハイと返事する」時には「u'li=ウーリー」言レーと母親に何度も言われました。今では自分が
その歳になっています。話し相手の「同意を得たい」時には前置きとして「annu=anu=アヌ」ヨー
と言ってから話を進めます。「anone=あのね」と言ってから説明するのに似ています。あのねの
名護方言は「annu=アヌ」ヨーです。相手の話を聞いて相槌を打つ時には「annu=アン」スンナー
と言います。共通語では「anna」行音は「否定」と一緒に用いられるようです。「ann=あんな」
言い方をしたら「同意」したくても「嫌だと言う」人が多いのではないでしょうか。

 スメル語とアッカド語は次の通りです

DUG = 話す、英語では speak

DI = 話す、英語では speak

U'UL = 同意する、英語では consent

annu = 同意する、英語では consent