ポーイシ :名護市宮里の浜辺の沖にあり離れ島であった巨岩


 名護市宮里区の浜辺の先にあった「大きな岩」で出来た小島は今では浜辺とくっ付いて
いますが、この「大きな岩石」で出来た小島を名護では「por=ポー」「イシ=石」と言って
いました。ポーイシは同じ意味の二カ国を並べて新しい意味の日本語を作る日本語の法則
に当てはめると「pur=por=石」になります。「石」を切る道具は石「切り=kili」器です。
アッカド語では「石切り器=purkillu」ですので「石=pur」、「kilu=killu=切る道具」と
推測できます。「pokkili=ポッキリ」と折れたと言う表現があります。かなり強い力が加わ
った証拠です。多分「石切り器」のような強力な切断用の道具で切り落としたのではないで
しょうか。あるいは強力な風の力でそうなったかもしれません。「岩盤だらけの地盤」から
成り立っている地域は「pur=por=大」国と名付けられている可能性があります。名護の
「por=ポー」ガニク、大兼久は砂利、珊瑚礁の小石で出来た地域です。アッカド語の「kane
=兼」には「区域外」の意味があります。「purkane=porgane=大兼」には「耕作地の外側」
または「居住地の外側」の意味になります。大兼久は久しい間、長い間「耕作が出来ない所、
住めない所、耕作や住むのに適していない区域」だったと推測できます。
 
 スメル語とアッカド語は次の通りです。

 PURKULLU  = 石切り器、スメル語、英語では stone cutter
 kane    = 外側,アッカド語,英語では outside