爪で掻く

爪で「皮膚」を掻くと言います。「爪で掻く」対象が皮膚です。「同じ意味の二カ国語を並べて新しい意味の日本語を作る」
日本語の原則を適用すると「爪=kaku=gagu=gag」のような一種の重畳語が出来ます。英語の「爪と蝸牛」は音が似ている
だけでなく「外側の全部または一部」が「固い物で覆われている状態」も似ています。そのような「固い」物は「貝殻」のような
「gara=殻」や岩石の「gang=岩」です。「gang=gan」と入力すると「癌、厳、頑」のような「固い」状態を表す漢字が出て
きます。日本語の「tume=爪」と「蝸牛=kata-tumu-ri」は「tuma」行音が似ています。爪も蝸牛の殻も「外側」は「石のような
固い物質」で出来ています。「外側の固い物質の中に軟らかい物質が入っている」状態を「tuma」行音は表すと考えられます。

 スメル語では次の通りです。

  GAG = 爪、英語では nail