牛脂と太った牛と英語の fat

「ハテナ=ファテナ=fat-ena」それは何でしょうというクイズ番組を作り、それで英語を教えると
面白いかもしれません。 前にラードのスメル語を調べた時に「ISHA」 の言葉が余りにも面白い
ので「医者要らず」の言葉と関連付けて満足していました。 それで「fat」のスメル語を調べていま
せんでした。 私は医者から太るなと言われているのですが、最近太ってきていますので、今朝
「fat」を調べてみました。「fat= 牛脂」の場合は解説は要りません。「太った牛」を「牛脂=gyusi=
gusi=gud'i」と言うのです。「牛丼=gyudon=gudon」「牛汁=gyudiru=gudiru」「牛耳=gyudi=gudi」ル
などが同じ語幹、即ち「gud=牛」から出来ているのに気づきます。 「si」の音は「zi=di」の音に変り
易いので、脂肪の脂は「脂=si=zi=di」と変化します。脂は「肋骨=rib=lib」の周辺にも少しは付く
かもしれません。植物の脂には「olive=オリーブ」油があります。「Marseille=マルセイユ」では
「lle=ユ=油」と発音されています。以前「lle=油」と書かれている看板を見て不思議に思った事
があったのですが、マルセーユの綴りを見てその理由が分った気になっていました。スメル語が
分るとその本当の意味が分ると思います。

 スメル語では次の通りです。

  GUD'I = 太った牛、英語では fat bull(腹の部分が出っ張った、太っ腹=futoppara)に似ています。

  GUD = 去勢していない牛、去勢した牛、(色々な)牛(の種類)、子牛
       英語では bull, ox, cattle, calf

  IL = 油、脂肪、クリームの成分、英語では oil, fat, cream

  LIB = 脂肪、羊の脂、英語では fat, sheep fat