2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

要るかの語源、食うか

友達同士では丁寧な言葉は使わないのが普通です。「食べますか」とは言わないで「食うか、食おうか」と言います。「ir=iru=要る」かと聞く時もあります。 欲しく無い時には「Ira=要ら」ないと返事します。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りで…

口に入れるなの語源、食べると危険

それを口に「iri=ire=入れ」てはならぬ、「入れるな」と言う事は「食べる」と危険と言う事と同じです。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 ir 食べる to eat Middle Egyptian Dictionary Mark Vygus (11mb - up…

夫婦の語源、一緒に生活する連れ

どうして夫婦が「me-oto=夫婦」と読めるのでしょうか。 当て字である事はハッキリしていると言えるでしょう。「me=一緒に生活をする女性」と推測されます。夫婦の名護方言は「mi'=ミー」トゥンバです。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです…

未婚の語源、まだ親の家の中にいる

「中に」を表す音に「m xnw=m xonw=mi xonw=mi xono=未婚の」があります。まだ親「の家の中にいる」女性は「未婚の」娘です。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 m Xnw お家の in the 中に house of の中に w…

トゥメー・インと乙女の語源、探し求める人と相手

「tu-me'=トゥメー」インに含まれている「me'」は「一緒に」なりたい状態を表す言葉と推測されます。結婚相手を「探す、探し求める」事を名護方言ではトゥ・メー・インと言います。女性を表す言葉には「ma=マ」行音を含む言葉が多いです。「oto-me=乙女」…

梅の語源、中に大きな種がある

「u-me=梅」の語源は「実の中にある」 大きな「核、種」と推測されます。地上に 出来た「mi=ミ=穴」「の中に」は「mu =水」が溜ります。実「の中」には必ず 「種」があります。その種が他の植物に 比べて「大きくて目立つ」木の「実と種」 の様子を見て…

マ行音の語源、二つ

マ行音は「二つ以上」を表す音に含まれる場合が多いようです。仲「間=ma」や時間、空間があります。 空間はあっちとこっちに分けられます。沖縄方言では「a-ma'=アマー」と「ku-ma'=クマー」又は「u-ma'=ウマー」です。あっちこっちは「アマクマー」です…

尻すぼみの語源、小さくなる、同義語の並列

目尻や目くじらは当て字に過ぎないので、音から言葉の意味を考えるべきだと述べました。この点は度々強調しています。日本語は同じ意味の二種類言葉を並べる癖がある事に気づくと「尻すぼみ」も同じ構造と推測されます。大きな尻の人もいますので尻の漢字は…

タックムンの語源 2、容器の中に入れる、国は一種の容器

袋などの容器に「叩いて入れる、叩き込む」事を名護方言では「tahu'mu=tahhumu=タックム」ンと言います。袋の中は容器の中です。人を入れる容器を「国と見なす」と「袋などの容器の外側の生地や皮=国境」になります。その中へ「叩き込む」事が名護方言の…

鬆の語源、鬆の物と同じ

前に「鬆の」物の語源に付いて述べましたが「sw=鬆」も同じ意味の語源から派生した言葉と推測されます。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 Sw 鬆 empty 欠けて to be いる devoid 無効 void snnw 悪い bad 卑し…

断髪式の語源、仕事としての相撲取り終りの儀式、同義語の並列

今の理髪、整髪は前は「断髪」と言っていました。武士への「断髪令」もありました。いま残っているのは、相撲取りの「断髪」式です。 断「髪=patu=pat,u」には今までの仕事を「辞める」意味があると推測されます。「断髪」の沖縄方言はダン「パチ=pat,i」…

目尻の語源、目の端っこ、終りの部分

丸や楕円形の中心が真ん中と考えられていますので、円の周囲、円周や楕円形の狭い部分、両側は「端っこ」と考えられます。 目は二つありますので、両目の「左右の端っこ」が目「尻=diri=dr」と考えられます。なぜ「しり=尻」を「尻=diri=ヂリ」と読むか…

草と髪の語源、萌え出る物

「萌え出る」物と言う観点から考えると 「草」と「髪、頭髪」は同じです。草木も 髪も「生える」と表現します。「海に生え る草」の種類に昆布の他に「モズク」など があります。モズクの沖縄方言は「snw= スヌ」イと言います。最近は昆布を食べる 事は髪に…

ミミ・クジ・スンの語源、目くじらを立てる

目くじらを立てると同じ意味の 表現は重箱の隅をつつくでしょう。 この二つの意味と殆ど同じ意味の 沖縄方言は「mi mi qd=mimi qudi =ミミクヂ」スンです。 ギリシャ語のアルファベット表記 は次の通りです。 ギリシャ語 日本語 英語 mi qd 完全な、 compl…

目くじらを立てる理由、仕事を完璧に成し遂げたいから

なぜ上司は部下の仕事に目くじらを立てるのでしょうか。 目的は唯一つでしょう。上司は組織が任されている仕事を誰にも非難されないように「完璧に成し遂げる=完成する=me qd=me qudi=目くじ」らを立てる事が最善の策と信じているでしょう。 組織の中に…

地に落ちた発言の語源、開いた口が塞がらないと同じ

「一番下=底=地」に落ちた「発言」が「開いた口が塞がらない」と同じ語源から派生した言葉である事に気づきました。地に落ちたの「地=底=発言」を表す「r a=rA a」はヒエログリフ由来の言葉です。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 …

ラー、ダー、開いた口が塞がらないの語源、受け入れ難い、許容範囲を超えた発言

名護方言のダー・マディ・ガーやダー・ニ・ウイガに含まれている「r a=d a=ダー」の意味が分り「口」を表すヒエログリフが分ると「開いた口が塞がらない」時には相手が「受け入れられる範囲を越えた」「発言」をした時だと分ります。交通違反のように「制…

ダー・ニ・ウイガ、ダー・ニン・ウランの語源、見える範囲、ダー・マディ・ガ 2

「何処に居るの」と聞き返す時には友達二人が別の友を大勢の人込みの中で探している時に一人が先に見つけて、もう一人にあの辺、向うと指し示すが未だ見つけていない時に言う言葉です。 名護方言では「da r=ダー」、「ダーニ=何処に」「居る=ウイ」「ガ=…

会えぬ、言えぬの語源、目の前に居る状態の否定

今の百歳以上の方の若い頃には電話もテレビもありませんので、相手と「a-enu=会えぬ」限りは相手に物が「i-enu=言えぬ」時代でした。会えぬ、言えぬの中に「e'nu=目=e'ni」が入っている言葉は素晴しい言語と言えるでしょう。誰かの噂をしている時に、あ…

シニ・ヤミー・スンの語源 4、痛さを死に似ていると例えた掛詞

沖縄方言では「とても痛い」事を「シニ」「病み=ヤミー」スンと言います。今までは「シニ=死に」とだけ考えていましたが、怖い「死に」「似ている」程の痛さと解釈できます。「死に=sini=sni=似ている」の掛け言葉が「sni=sini=シニ」ヤミースンと推…

シニー・タカ・ハン、背が高い、親の脛を囓ると語源は同じ、

もう二度と起らないともう一度の語源、逆は同じ音の否定と肯定で表される

二分法で区別する場合は、ある事がもう起らない、二度と起らない状態を表す「死」と寝る状態でも区別できます。「死んだら」もう「二度と」起き上がれないです。「眠っただけ」なら時間が経てば起きるでしょう。 「眠る」の否定が「永眠=死亡」です。「眠る…

西日と没するの語源、二度と上がって来ない、入滅、連想の楽しみ

「n sp=n sb=nisibi=西日」の音は日没があります。「西日」が見られるのは「晩=夕方」です。「晩」ご飯を済ませたら昔の人は程なくして「寝た」事でしょう。 「西日」を人の一生、人生に例えると「西日=晩年」です。「日没、入滅、死亡」を暗示する言葉…

消えぬの語源、視界にある、見える、見えぬの否定

物を「見る」のは「目」です。物が有る有るか無いかは「目」で確かめます。目の前に否定の前置詞の「ki」を付けると「ki-e'nu=消えぬ」になります。いつまでも「目の前に」ある状態です。 e'nu 目 eye

可能にする、歩く事が出来るの語源、独り立ちする

英語の「do=する」に相当するギリシャ語辞典を見ると「kano'=可能=出来る事をする、どうにかして出来る状態にする」が見つかりアッカド辞典を見るとと「ara'hu=aruku=歩く=歩行する」が見つかりました。 君はこれから「do=どー」「する」のも同じ意味…

ウプ・チラー、大きな顔、元旦など大きなお祝い、一日

お祝いをされる人は「顔」が「大写し」されるのが通例です。 「お祝い=wpt ra=wft ra=ウフチ・ラー」

物言えば唇寒し秋の夕暮れ、唇 3

下に掲げたヒエログリフやアッカド語を見ると解説は要らないでしょう。 自分で解説の仕方を考えてみて下さい。 表題の一部を「風」から「夕暮れ」に変えた訳は「口=xiti=xi=暗い、惨め=夕暮れ」の意味があるからです。 ヒエログリフのアルファベット表記…

軍配の語源、勝負、勝ち負けを示す物、二分法

戦い、「勝負」には「勝ち負け」があります。「勝負」は一種の「二分法」です。それを表す道具が「g-nb=g-nb-ai=軍配」である事は相撲を知っている人は良く分ります。勝負は一人では出来ません。二人以上が必要です。一対と同じように戦い、勝負では「両方…

ニービ・チ、結婚、大人と子供の二分法

人間を「大人」と子供に分ける方法もあります。「結婚」して始めて一人前と考える見方です。野菜は地面に生えて生きている状態と人間が食べる為に「引き抜いた」状態に分けられます。「nb=nibu=ニブ」ン、二分できます。人間の「結婚」を沖縄方言では「nb…

ニーブ・ヤー、良く居眠りをする人とその他大勢

人を分類する方法は色々ある ようです。沖縄では良く「居眠り する人」とそうではない人に分け ます。「nb=ni'nu=ニーブ」ヤー は「良く居眠りをする人」です。 残りは、その他の人々です。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリ…