2011-12-30から1日間の記事一覧
寝る時の道具は寝「具=gu」と言います。枕を高くして寝るのは「gubi=kubi=首」を高くして寝る のと同じ事だと想像出来ます。敵に「襲われる恐れが無い、寝首をかかれる恐れが無い」時には枕を 高くして寝ると表現します。その時には「gu suri=グッスリ」…
「逢わず」は古語では「ahazu=逢はず」と書きます。あの人に逢はずにいたい と思ったら横道にでも入って「隠れる」のではないでしょうか。自分の後ろ、背中 は見えませんので「背後に」隠れるのが一番良い方法でしょう。人間を含めて生物 は自分が隠れたく…
歩く速さと走る速さを比べたら「走る」速さが速いのは誰でも知っています。沖縄方言では 「速く進む」状況を「sa'ra=サーラ」ナイと表現します。アラビア諸国と同じように沖縄では約束 の時間に間に合わせて来る人が昔は少なかったです。沖縄タイムという表…
高い状態を表す言葉には「kiri」など「kira」行音が含まれるようです。「kiri=霧」 は「立ち昇る」と表現されます。「立っている人が多く」もう人が入る余地がない 時には「立錐」の余地がないと言います。「立」と一緒に用いられている立錐の「錐」 は「ki…
親は子供が「良い状態に変る」のを期待して子供を「sikalu=叱る」と考えられます。 病気だった人が完全に元の健康状態に戻ると「sukkali=すっかり」「良くなったね」と 言います。沖縄方言では「運が良い、ツキがある」のは「kali’=カリー」アインと言い …
「頭」の悪い人は「sagi=瑣事」に拘るようです。そのような人は物事を太極から考えられ無い人、 頭の使い方の悪い人で、汚い行動、「azadoi=azatoi=あざとい」行動を取るようです。世間での物事 の判断は上に立つ人、頭取などの頭が決めます。人事など色…
勿体無いは「mutu=mot=勿=体無い=体が無い=死」ですので、「持たない=motanai=motane'= 間もなく死ぬ」になります。何も残さないで死ぬと「犬死」と言いますが「去ぬ=死=根の国に去る」と 考えられます。沖縄方言では「根=ne=ni'=ニー」です。…
隠すの名護方言はカンコー・フン又は「kadi=カジ」ミンです。目の前にある物はその「kadu=数」を 「kazo=数」エラレますが「隠している」物は「数え」られません。「隠れて」一人で何かをこそこそする 人には「kaza=風」上に置けないと言います。物は真…
何かに「没頭する」のを「no-meli=のめり」込むと言います。頭まで「めり込む、没する」か、 「首」まで「めり込む、没する」のか、国よって表現の仕方が違うようです。 「meli=メリ」ハリ が利いているのは「首」まで「めり込み」、「没頭する」態度を評…