ヤマトタケルは頼れる男です

「takara=宝」はいざとなったら売ってそのお金で生活できますので「大事な物、信頼できる」物です。
その音から判断すると「takeru=タケル」や「takaru=タカル」も「信頼」と関係がある言葉だと推測
できます。煮え「滾る=tagiru」のはお湯の温度が「非常に高く、激しい勢いで、水が回転している」
状態表しています。「takara」行音や「tagara」行音は「高い、激しい、勢いがある」状態などを表す
ようです。ヤマトタケルの尊は「気性の激しく強くて勢いのある」太子でしたので、各地を征討、征伐
するのに適任だったと思われます。天皇はその件に関しては「絶大な信頼」をヤマトタケルに寄せていた
とその名前からも推測できます。人間はいざとなったらお金を沢山持っている人に「頼る」ようです。
お金持ちは親戚や知り合いから「takala=タカラ」レル場合があるようです。 「takala=宝」籤に当
った人は親戚。友人、知人から「takala=タカラ」レテ、数年後にはすっからかんになると言われます。
名護方言では安いのはデーヤシー、または「de'=デー」「ガルー=GALU'」です。 安かろう、悪かろう
という表現がありますので、「信頼できない」物がデー・「ガルー=galu'」と考えられます。下手は
デークスーですので「デー=de'=悪い、否定」と考えられます。これらの言葉から「デーガルー=安い
品物」は「信頼できない」物と推測出来ます。

 アッカド語とシュメル語は次の通りです。

taka'lu. 信頼する、アッカド語、英語では trust

NIR GAL. アッカド語の taka'lu と同じ、シュメル語、英語では trust