人非人とニンピラーとピーコーラー: 虫に例えられた人と虫が食った芋

 毛虫など虫は「嫌われる生き物」です。「嫌な奴、嫌いな奴」だと思う相手には「虫」
を後ろに付けて表現する場合が日本語の中にはあります。泣き虫など人間は「虫に例
えられる」場合があるのが分ります。私は去年、10匹以上の蝶と蛾の幼虫を虫籠の中
で育てて羽化させましたので「虫」に興味があり、虫のシュメル語を調べてみました。
その時に気が付いたのが江戸時代に使われていた「nimpinin=人非人」の音と意味が
沖縄方言の「nimpirer=ニンピラー」と似ているだけでなく、その語源がシュメル語の
「虫」ではないかと思いました。「人非人」は「認非人」が本来の意味に近い当て字だ
と考えられます。「人に非ずと認める」「人に非ず=虫」と「認める」事になりますの
で「nimpinin=人非人=認非人=虫」になります。「nimpinin=nimpirer=虫」と見な
して良さそうです。実に酷い言葉が「人非人」だと分ります。医学が発達した現在日本
では「避妊」が横行していると聞きます。「避妊=非人=人に非ず、すなわち体に住み
付く虫、胎児が出来ないようにする方法」と考えられます。動物と人間の行動を比較す
ると「避妊も自然に反する生き方」、自然を「否認」する生き方のようです。 「避妊=
否認=非人」は同じ音で同じ意味だと考えられます。どうしようもない人は「虫けら」
に例えられます。 沖縄方言では「生き虫」とも言いますが、それより強烈な表現は
「nimpinin=人非人」の音に近い「nimpirer=ニンピラー」でしょう。「ニンピラー=人の
言う事を全く気にせず、動きがとても鈍い人」に物事を頼む人は沖縄にはいないで
しょう。一年経っても頼んだ事をやってくれないと考えられるからです。 現在の世界
経済は大恐慌になるかならないかの瀬戸際に立たされているようです。 ニンピラーと
言われないように若い人には頑張ってもらいたいと思います。人非人と言われるような
状態に人々が陥らないような対策を社会全体が取れるような精神的なゆとりと経済的な
協力体制が今後は必要になりそうです。年末から新年にかけて思いついた言葉です。
「m」の音は「n」の音に変り易い、即ち「m = n」ですので「pini=hini=himi」の
音は「悪い」状態を表します。「否認」や「避妊」が横行すると「hino=日の」目を
見ない案件、出来事や生命がるだろうと推測できます。こっそり「否認や避妊」を行う、
「秘密」裡に行う行動が増える恐れがあります。「h」を「s」の音で発音する地域では
「hinu=sinu」です。「避妊」は今から生まれるであろう命が「死ぬ」事を表している
のが分ります。生まれたばかりの「hina=雛」はとても弱いので大事にしないとすぐに
「sinu=死ぬ」恐れがあります。「hina=生まれたばかりで生命力が弱い、助けて貰わ
ないと生きていけない幼児期の動物」と見なして良いでしょう。念入りに育てないと
「sia sina=シナシナー=死にそう」になる幼児期の生き物が「hina=雛」と考えられ
ます。

 シュメル語とアッカド語は次の通りです。
 
  NIM = 蠅、虫、英語では fly, insect