2012-01-27から1日間の記事一覧

ムスドゥン: 手を結んでいる

顔を何度も合わせると仲が良くなります。仲が良くなると手を「musubi=結び」仲間になる 約束をするでしょう。そうなるとお互いが相手の「顔が立つ」 ような内容の契約や条約を結ぶ でしょう。結んでいるの名護方言は「musudum=ムスドゥム=ムスドゥン」で…

ムイ: 木がたくさん生い茂り地肌が見えない所は森です

木がたくさん繁っている所は森です。 沖縄方言では「mui=ムイ=森」です。周「囲=i」を「取り囲む」 と言います。「i=衣」は体の「外側」に着ます。山の地肌を「外から覆っている」のが「moku=木」です。 「mui=森=木が地肌を覆い繁っている所」です。…

モー良いよとマーダダカイ

何かをある程度した後で「モー良いよ」と言う場合があります。なぜモー良いよ と言うのでしょうか。なぜ五十音の中から「mo’=モー」を選んだのでしょうか。 英語では「more=まだまだ、=もっと」です。日本語のモー良いよとは全く逆の意味です。 そう考える…

フンデーとプンデー、腑抜けと骨抜き

泣き虫「弱虫」の状態を曝け出して親に甘える子を名護方言では「pun=プン」デー と言います。 首里方言式の発音は「hun=フン」デーになります。 フンデーは元々は 「hunu=フヌ」デーだったと推測できます。こっちに「来ないか」は「来ぬか=konuka」 とも…

ムグン: 捥ぐのは十分成長して熟れて味が良い物

成長して熟れた果物は美味しいです。そのような果物を「捻り回し」て取るのを「mogu=捥ぐ」 と言います。名護方言では「mugun=ムグン」です。「mugu」の音には「中にあるのがある一定時間 の経過後に外に出る」意味がありそうです。沖縄方言では「r」の音…

フネー: 船酔い、不妊 、腑抜けの関連用語

私は小学生の頃に父が運転する乗用車で初めて那覇まで行った時には那覇に着く直前に吐いた 事があります。それまで何度もバスで那覇まで行った事がありましたが吐き戻した事は一度もあり ませんでした。バスより乗り心地の良い乗用車で「船酔い」するのは不…

イジン: 外に出る許可が出る

名護方言ではお家から「外へ出る」のも「イジン」ですが、許可が 「出る」のも「izin=イジン」です。許可を出すのは「同意」の印です。 トルコ語では次の通りです。 izin = 同意する、承諾する、オーケー、英語では consent, OK

アビンとアビティネン

言うのを名護方言では「abim=abinアビン」と言います。「b」の音は「w」や「m」の音に変わり、 「i=u」ですので「abim=awim=awum」です。「言葉」に出さなくても良い、「話をする」必要がない ほど良い状態が「awum=阿吽」の呼吸でしょう。 言ってはいけ…

カマン・カマン・七マカイ

食べ物をどうぞ召し上がって下さいと言われて最初は断りますが、一度食べる事に 「同意したら」七杯もお変わりするのを沖縄方言では「カマン・カマン・ナナ・マカイ」と 言います。「食べない、食べない」と断っていたのに、食べ始めたら「七杯」もお変わり …