2012-01-28から1日間の記事一覧

ウーリ・イレーアン・チ・エンサ

名護方言では目上の人に「イン」と言ってはいけない、「u'li=ウーリ」言レーと言います。 「同意できる」時はハイ、ウンと言いますが、「同意できない」時には「uli=ウリ」ヤ・ナラン と名護方言では表現します。そうだと「同意する」時には「an=アン」チ…

ヌースーガー: 何をするか、何をしようか

今から「何をしようか」と言う時に名護方言ではヌー「スーガー=su'gar」と言います。 スメル語では次の通りです。 SHU GAR = 仕事をする、仕事を成し遂げる、英語では carry out

アキティ・サンガチ: 明けて3月

新しい年を迎えたら、年が明けたら3月には結婚しよう、祝宴をあげよう という場面で、沖縄芝居では「akiti=アキティ」サンガチと言うのを聞いた 覚えがあります。 この「akiti」には「明けて」の他に「お祝い」の意味もある ようです。 スメル語では次の通…

お側にいる人は側用人

大名などの「お側=osoba」に仕える人を江戸時代迄は「側用人」と呼ばれていました。 「お側」の沖縄式発音は「usuba」です。 スメル語では次の通りです。 USHBAR = 一緒に仕事をする上級職、統治者の下で働く人、英語では staff. ruler's staff

潤いのある肌と言われたら女性は嬉しいでしょう

潤いのある肌、熟れている、嬉しいに含まれている「ura」行音は「良い」状態を 表す言葉のようです。「ure=嬉」しい状態は「一番良い状態、最高の状態」でしょう。 これらの言葉は同じ語源から派生したと考えられます。 スメル語では次の通りです。 UR =(…

ペーガサーとヒーゴサラとゴッソリ

多量を「ゴッソリ」と言います。頻繁に細かい動きをするのは「ゴソゴソ」です。「goso=沢山、多量、 勝者・権力者の行動」と考えられます。ゴルフでは優勝すると色々な賞品を「ゴッソリ」持っていきます。 二位との差は歴然としています。名護方言では「ヨ…

いま直ぐ欲しい

緊急の時には今「sugu=直ぐ」「欲しい」と言います。「欲しい、必要とする」は英語では「need」です。 スメル語辞典に「need」を入力すると「sugu」が出て来ます。青い果物は熟するまで待たないといけませんが、 「真っ赤」に熟した果物は「sugu=直ぐ」食…

スッカリ忘れたとスッカラカン

スッカリ忘れたなら「完全に」忘れていて「何も覚えていなかった」状態です。スッカラカンなら 財布の中には「何も残っていない」状態です。「sukkara」の音は「何もない」状態を表すようです。 「suh=su=kara=空」と考えるとスッカラカンやスッカリは同…

グッスリとグスーヨー

グッスリとグスーヨーは「gussu=gusu」の音が同じですので同じ意味が含まれている と容易に推測出来ます。グッスリは「タップリ、深く」寝る事です。「深遠、遠大、 大量、 多量」を表します。会場に「集まった全ての人々」に向って呼びかける沖縄方言は「G…