2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

タギラフン 滾らす、滾る、迸る、沸騰する、奔流

水を沸かすと沸騰して水が 「還流、グルグルと回っている」 のが分ります。英語の「turn over =ひっくり返す」と同じ現象です。 食べ物を水に入れて沸騰させると 煮え「tagiru=滾る」でしょう。 滾るは名護方言では「tagin=タギン」 です。「もう煮えてい…

尻を含む諺はチビの観点から見直すべきである

尻の諺は沖縄方言の「尻=チビ=tibi= timi」の観点から見直すべきと思ってい ます。尻窄みがどうして「計画崩れ、 最後は計画通りに巧くいかなくて失敗 する」になるのでしょうか。窄みは狭窄 ですので巧くいかなかった状況を表して います。どうして「尻」…

ニンピラーと蝿の関係

周囲の人がどんなに「五月蝿く」 言っても全く動じない、屁とも思わ ない、我関せずの態度を取る人は 沖縄方言では「nim=ニン」ピラー と言います。 シュメール語では次の通りです。 NIM =

飼育、恣意、思惟、示威、弑、自殺

「命、生命力」表す「zi」の音を含む 漢字も日本語も沢山ありましたが、 「shi,shi-i」を含む漢字、日本語も 沢山あります。自分で自分の「命」 を絶つのが「zi=自」殺ですが、人 を殺すのは「shi-i=弑」する、弑逆 とも言います。命を無くする、殺す の反…

使命、指名、氏名、故人、戒名

故人の氏名は間違いだと思われます。故人の場合は戒名と言った方が良いようです。 生きている間、特に命が躍動している若い時には「使命感」に燃えます。 使命感の 使命も「命」を表す二種類の言葉を並べて「生きる、命」を強調しています。「命= 使=shi=…

パット股を張る、開く、ペット

女性は見知らぬ人に「股」を 触られると「patto=パット」 を閉じます。好きな人に触ら ると逆に喜んで「開く」でしょう。 股は二又と同じ音です。「二つ」 に「別れている」状態を表す音 が「股、又」で、「二つ」に「開く」 や「両側」に「張る」などは対…

バラバラにする、捌く、煮え滾る、激らす、反逆する

肉が食べられるようになる までの過程を見てみましょう。 野生の動物をいけどる、捕獲する か、家畜として大きく育てた後で 殺します。横倒しにして内臓など を腑分けして必要な物と捨てるの を分けます。この一連の作業を 「捌く」と言います。捌いた肉は …

人生、自身、出自、生地、ジンブン、事案

漢字はメソポタミアの言語への当て字で言葉の概念の一部だけを表す 事が分ると漢字の意味が分り易くなります。「zi」と「shi=shin」の 音読みをする漢字で人間の「命」に関する言葉や抽象的な事を擬人化 して「生き生き」している状態や「今現に動いている…

性、生命

動物にとって「sei=性」交は子孫を作る為にする本能です。「sei=生」「命=zi」を繋ぐ為です。 その点に注目すると「生=sei=si'=zi=命」になります。 「生命」は同じ意味の二種類の言葉を 並べて言葉の意味を強調した言葉になっています。「z=s」の音…

言葉に長い命を与えたのが字です

日本語では「ヂ=di」と「ジ=zi」は区別しませんので、同じ意味がある、または関連があると 見なした方が良いでしょう。 「di=ヂ」は言葉に関係があり、「zi=ジ」は「命」に関係がある のが分りました。この二つを結び付けると新たな事が分ります。人間が…

ヤンバル、山を越えて行く所

那覇から名護へ向う時に気づくのは嘉手納、読谷までは殆ど平坦で恩納村へ入ると 「山」が見られます。それからはずっと山が続きます。山田原から先は山だらけです。 山を「越えて行く」所が山「原=balu」です。名護も勿論ヤンバルの一部です。首里那覇 方言…

ヌジファー 霊魂が遺体から抜け落ちないように祀る仕来り

お昼を食べながら先輩から最近「ヌジファー」の話を聞きました。 その言葉は首里那覇方言データベースに載っています。この言葉を調べようとシュメール語辞典を調べたらヌジファに該当する言葉が簡単に見つかりました。ヌジファのヌジは「脱ぎ=nugi=nuzi=…

面と向って、平面、二次元、ミンタマー

2を表す日本語探してみたら幾つか見つかりました。 一対一、詰り「二人が向き合って話をする」のは 「men=面」と向ってと言います。「自分以外のもう一人」の世話をするのは「men=面」倒を見ると言います。 動物だけでなく人間の目玉も「二つ」ありますの…

さらさら書く

書道の習い始めはゆっくり書きます。達筆の人は「sara=さら」さら書きます。 「勢いが良い、速い」状態を表す音は「sara」行音を含むようです。沖縄方言では 「sa'ra=サーラ」ナイは「勢い良く、早く」を表します。 皿は「早く回さない」と皿「回し」 の芸…

ナマ・シキティ、ナマ・チキティ: 今も昔の事に言付けて非難している

今日お昼ご飯を近くの食堂で食べていると60代と70代後半と思われる二人の女性が年金の話をした後で「ナマ・シキティ」と言ってと昔と今の話をしていました。かなり昔に有った「小さな」出来事を持ち出し、それに言「付けて=dukete=tukete」話し相手を…

過密なスケジュール: 偉い人は重労働

忙しい人はパタパタ働いています。特に「地位が高く、大事な」仕事をしている人、「偉い人」 はスケジュールが「過密=kamitu=kabitu」です。そういう人の仕事は「重」労働でもあるでしょう。 「過密=kamitu=kabitu=重い、大事な、重要な」と推測できま…

歯牙にもかけぬ、しがない、そういう仕儀になりました

人間は自分にとって大事でない、自分に少しの影響も与えないような状態なら、 「全く気にしない」ようです。 そういう状態は「siga=歯牙」にもかけないと言い ます。 この「sega=せが」む、「suga=縋」る、「siga=しが」み付くと同じよう に「小さい」存…

ドゥーグルハンとヂークーイン: 気の毒で何も言えない状態と文句を付ける

知り合いが「声も掛けられない」ほどに酷く困っていている状態の時には名護方言では 「du'gu=ドゥーグ」ル・ハンと言います。そう感じる時には殆ど「声を掛けない」でしょう。 昔の腕白小僧は友達の言う事は聞き入れたようです。悪い仲間が数人で一人の若者…

シッチョールール・マシドー: 任せるのは知っている人たちが良いよ

ある特殊の仕事は「知り合い」に任せる、頼む方が良いようです。 「知り合いが」良いよは名護方言ではシッチョー「ルール=lu'lu」 マシドーと言います。「人」を表すシュメール語は沢山ありますが、 その多くが沖縄方言にあります。知っている人はシッチョ…

水と名護に関係がある言葉

浦々ヌ深サ名護浦ヌ深サ名護ヌ美童ヌ思イ深サ 名護は「山紫水明」の地と言われています。その表現が正しいか検証してみましょう。「水」は「naga=流」れます。 「naga=長」「雨」と言う表現もあります。「nagisa=渚」は名護湾にもあります。 名護は「nagu…

弱い方に加担するのは判官贔屓

「 弱い」方の味「方に=qatani」なるのを判官贔屓と言います。味方になるのは 「qatan=加担」するとも言います。判官贔屓は「弱い」方に「qatan=加担」する 事です。自分のやるべき事を自分がしないで、部下の一人が成し遂げたら「qatana =形ナ」シと言…

蒔かぬ種は生えぬと真っ赤な嘘

、 蒔かぬ種は生えぬの本当の意味は何でしょうか。農民はその答を知っています。 いわゆる学者と言われている人たちが屁理屈を並べて解説しているだけで、その 解説は何の役にも立ちません。言葉通りならわざわざ解説する必要はないでしょう。 蒔かぬ種は生…

荼毘に付す

私は荼毘に付すと言う言葉を50年前の大学入学時まで知りませんでした。 親戚のお婆さんは 当時85歳の高齢でした。そのお婆さんは若い頃は学制が施行されていないので学校教育は受けて いません。そのお婆さんの友人が亡くなった時の事です。お婆さんは荼…

地獄の沙汰も金次第、壁に耳有り、過敏、カビジン、株

地獄の沙汰も金次第と言う諺もアッカド語と沖縄方言、沖縄の行事、習慣を知らないと その本当の意味は理解出来ないでしょう 。地獄の沙汰も金次第と言う諺を毎年の行事に したのが沖縄のお盆の最終日に行う見送りの時に行うしきたりです。金次第と言う事は金…

舟と関係がある言葉

舟と関係がある言葉には「mah=ma=木」が含まれているようです。マダガスカルは離島 ですので「舟」で行き来したようです。沖縄方言では「da=ra」行音の場合が多いです。 「madu=maru=丸=舟」です。 シュメール語では次の通りです。 MA DA = 舟で行き…

ガジュマル

アコウとガジュマルの別名は「絞め殺しの木」です。前に「gaz=殺す」と述べましたが 「マル」については何も言いませんでした。シュメール語では「mah=木」であるのを、今日 知りました。「ges=gis=gi=zyu=樹」ですので「gazmah=gazgismaru=gazyumar…

汚い: 賑やかな祭りの後

村や町が汚くなるのはお祭りの後でしょう。その祭りが「nigi=賑」やかだったら 特にその後は汚いでしょう。博打でお金を儲ける人は「汚い」手を良く使うと言われ ます。博打では「nigi=握」ると言う表現が使われます。仕事を任されたのに「nige =逃げ」る…

ぺんぺん草と足軽

大将は一人ですが、足軽は沢山います。 「地に這っていて根強い」のが 「pemu=ペン」ペン草です。足軽の殆どは農民出身ですので「地に張り付き」 生きているのは「ぺんぺん草」に似ているようです。 相撲ではとても強い 力士は「地面に足が張り付いている」…

チー、チナー、チミン 血、綱、詰める

血の音で頭に浮かぶのは「強い」「繋がり」です。二つを結び付けるのは 「糸、紐、綱」です。この中で「一番強い」のが綱です。相撲界では横「綱」 が「一番強い」です。暴力団が「爪」を「詰める」のは「強い」結束を強調 したいからでしょう。 一つ空間で…

太股 歩き過ぎたらパンパンに腫れる部位

足柄山はその名前から判断するとその地域の「高い大きな」山だと思われます。 「ashi galu=足軽」は戦争の時は「かなり長い距離」を歩き回りますので、戦争 が終る頃には「太股」が「pamu=パン」パンに腫れているでしょう。下半身の下着 に外来語の「thigh…