シッチョールール・マシドー: 任せるのは知っている人たちが良いよ

  ある特殊の仕事は「知り合い」に任せる、頼む方が良いようです。
「知り合いが」良いよは名護方言ではシッチョー「ルール=lu'lu」
マシドーと言います。「人」を表すシュメール語は沢山ありますが、
その多くが沖縄方言にあります。知っている人はシッチョー「ルー=
lu'」、次男坊は次男「ヌー=nu'」、「一人一人」は「na'=ナー」ナー・
メーです。名護方言では同輩か年下には「イヤー」と言いますが、
「年上の人」には「na'=ナー」と呼びかけます。 二人以上の先輩には
ウンジュ「ナー=na'」と言います。沖縄では「lo' = lu = du = do'」
ですので労働者は「lo'do'= lu'lu' =者=人」です。同じ意味の言葉を
二つ、或いは三つ並べた言葉が「労働者」であるのが分ります。あの人は
「誰」という言い方があります。名護方言では「da-lu=誰」「ガルー」
です。ダル・ガルーと言う聞き方はとても丁寧な言い方だと分ります。
年寄りは「若者」を見ると「道理が分らない」、「物事を良く考えない」
人たちと思うようです。沖縄方言では「mu-nu'=ムヌー=物」「ウマ=
思」「わない=ン」と言います。ムヌー・ウマンの「ムヌー」は「若者」
だと推測できます。即ち「若者=ム・ヌー=mu-nu=若い人+人」です。


シュメール語では次の通りです。


 LU   = 人、誰、長、支配者、英語では man, who, which person, ruler

 LULU   = 人(私は人々と訳すべきだと思います)、人類、英語では man, humanity

 NA   = 人、男、英語では man

 MU =  若い人、男らしい、英語では young man, manly

 NU   = 人、英語では man

 GAL  =  大きい、英語では big

 LU GAL  =  王様、英語では king

 SHA =  者、人、英語では person