さらさら書く

  書道の習い始めはゆっくり書きます。達筆の人は「sara=さら」さら書きます。
「勢いが良い、速い」状態を表す音は「sara」行音を含むようです。沖縄方言では
「sa'ra=サーラ」ナイは「勢い良く、早く」を表します。 皿は「早く回さない」と皿「回し」
の芸当はできません。皿やサーラ・ナイのサラの音は「激しい、全てが無い、全てを
無くする」などの意味があるようです。沖縄方言では「ナイ=地震」です。「nai=nae=
萎え」です。殆どの建物が草木が草木が「nae=萎え」るような勢いで地震が揺れ動く
のが「ナイ=ナエ=地震」です。「勢いの良い」手の動きと地震の激しさは似た動きと
言えます。


  シュメール語では次の通りです。

    SAR = 書く、英語では write