尻を含む諺はチビの観点から見直すべきである

尻の諺は沖縄方言の「尻=チビ=tibi=
timi」の観点から見直すべきと思ってい
ます。尻窄みがどうして「計画崩れ、
最後は計画通りに巧くいかなくて失敗
する」になるのでしょうか。窄みは狭窄
ですので巧くいかなかった状況を表して
います。どうして「尻」が「計画」に
なるのでしょうか。共通語だけ知って
いる人なら知りません言うでしょうが、
沖縄方言を知っているなら簡単に分り
ます。沖縄方言ではお尻は「 t,ibi=チビ」
です。チビの音はどうしても「チビ=
小さい=窄み」だけが頭に浮かびますが、
「b=m」を知っていると「t,ibi=t,imi」
だと気づくでしょう。前もって考えろ
のが計画です。商売や建築で前もって
出す計算書は「見積書」です。見「積
=tumo」り、の「tumo」など「t,ama
行音は「心積り、考え、計画」などを
表すのが分ります。会合の準備など何人
かが前もって集まる事を話し合うように
する場合があります。あの人は来るだ
ろうか、計算、勘定に入れていいかと
話し合います。「前もって計算に入れ
られない」時には名護方言では「t,imu
=チム」ラランと言います。「計画=
t,e'mu=t,ebu=t,ibi=チビ=尻」が萎む、
窄むのが尻窄みです。沖縄方言が分る
と変化の過程が良く分ります。

アッカド語では次の通りです。

t,e'mu = 計画、考え、英語では plan, thought