ナマ・シキティ、ナマ・チキティ: 今も昔の事に言付けて非難している
今日お昼ご飯を近くの食堂で食べていると60代と70代後半と思われる二人の
女性が年金の話をした後で「ナマ・シキティ」と言ってと昔と今の話をしていました。
かなり昔に有った「小さな」出来事を持ち出し、それに言「付けて=dukete=tukete」
話し相手を非難する人がいます。名護方言ではナマ・チキティ=t,ikiti」またはナマ・
シキティと言います。「〜に付けて」の「t,ukete=t,ikiti」は「s,iki=siki=式、敷」の
変化形だと推測されます。 都市は広いです。 その中の一画が区です。 その中
の一番「少ない、小さい」単位が個人の屋「敷=siki」です。人間は「一度だけ」死に
ます。その時に行うのが葬「式=siki」です。昔の「小さな」たった「1回」の悪い出来事
を持ち出して、今に「付けて=tukete=t,ikiti=チキティ」それを言うのは意地悪な、
酷い態度です。そういう人は貴方に悪意を持っていると考えて良いでしょう。そのような
人から遠ざかるのが良い対策だと考えられます。小豆をなぜ「az=azu=小」豆と読むので
しょうか。多分それはトルコ語由来の言葉だと推測できます。「小さい」状態を表し「az」
の音を含む言葉は日本語にも沢山あります。ほんの「少し」は「wazu=僅」かと言います。
「az」が含まれています。悪い事、やってはいけない事をしたら肩身が狭いです。「hazu=
恥ず」かしいです。「az」が含まれています。いつもの事、ありふれた事には普通の人は
注文をつけません。とても「少ない」催しがある時に、是非来て欲しい時には「kanarazu=
必ず」来てねと念を押します。やはり「az」が含まれています。「小さい、少ない、大した
事ではない」時には、これ「しき=siki」の事では凹たれないと言います。
トルコ語では次の通りです。
siki = きつい、しっかりと握った、速い、近い、細い、小さい
英語では tight, firm, fast, close, fine, minute
eli siki = 近い、近く、英語では near
az = 少ない、小さい、英語では little, short, small