2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

イシク、石くれ、石ころ、石工

石の名護方言は「isikku=イシク」です。石が転がっている狭くて短い小道に本部町の伊野波の「isikku=イシク」ビリがあります。琉歌にも歌われている有名な「小石がある」小道です。石のように固く出来るのが「陶器用の土」です。その土くれを水で練り、形…

ハブに噛まれる、飼い犬に噛まれる、下克上

私たちは余り深く考えずにハブに噛まれるや飼い犬に噛まれると言う表現を使っていますが、最近までハブに噛まれる事は「死に繋がる」事でした。飼い犬に噛まれる状態も「死に繋がる」事と推測できます。 日本にも戦国時代には家来が殿様を殺すいわゆる、「下…

カマラ・ン・ケー、構うな、そっとしておけ、生かしておけ

あの人の事は構うな、そっとしておけと言うのを名護方言ではカマランケーと言います。「kamaru=カマル」「ラ=la」ンケーと分析できます。「そっとしておけ」は別の言葉では「触るな、殺すな」と推測できます。この表現に「構う」の漢字を当て字に使った為…

カマリン、噛まれる、噛める、食われる

名護方言では「食われる、食える」は「kamaru=kamari=カマリ」ンと言います。「噛まれる、噛める」に近い表現でしょう。虫は強い虫に「食われ」たら「お終い、死」です。「闘いに負けて死ぬ」状態と同じと見なして良いでしょう。今でも毒蛇、ハブに「kamar…

丸々太った子供、金丸、護佐丸、牛若丸

二〜三歳までは「maru=丸」丸々太った子供が沢山います。 昔は「男の子」の名前に「maru=丸」を付ける人が多かったようです。沖縄にも金丸や護佐丸がいました。首里城と中城城を作った人たちです。 日本史で有名な人には牛若丸がいます。 アッカド語のアル…

不意打ちをする理由: 勝ちたい為

闘う相手と力が五分五分か弱いと思う人は相手と闘うと決めたら「不意」打ちをします。チャンバラ映画では良く見た場面です。彼我の力の差が大き過ぎて不意打ちをしても、敵の猛反撃に遭うと予想される時には不意打ちはしないでしょう。それが分ると「hwi=不…

地頭や地頭代の権力と行動様式

地頭は農村で権力を持っている人です。沖縄では地頭代が「権力を持っていた」事は、地方の「大地主」は地頭代の子孫である事でも分ります。 「gt=gito'=地頭」の音は「権力、財産、富豪」などを表すと推測できます。「地頭は転んでもただでは起きぬ」と言…

刀は元々は木刀だった、カタカナは木の幹と枝のような一種の楔形文字

剣道は大昔は木刀で試合をしたようです。つまり「刀」は「木」で作られていた事は「xt=xata=カタ」ナ、刀の名前でも分ります。刀が鋼に変ったのは文明が発達した後でしょう。カタカナのカタも木と推測できます。ひらがなは丸味を帯びていますが、カタカナ…

クチ・ハン、キツイ、口惜しい、悔しい、

動物である人間にとって、とてもキツイ事は動きたい時に「動けない」場合でしょう。そういう時には「悔しい」と言います。 昔の人は「木=xt=xuti=クチ=口」惜しい、とも言いました。悔しいより「動けない=口惜しい」の方が分り易いです。 ヒエログリフ…

寛ぐと休む

休みの日ぐらいは「xt=xutu=寛」ロギたいと多くの人は思うでしょう。寛ぐのを「休む」とも言います。休むには「xt=xutu=木」の音が含まれています。「休む=寛ぐ」である事が分ります。「休む、寛ぐ」は「木のように動かない状態」を表す言葉である事が…

流石に驚いた、水がフンダンに流れ石をも流した

「とても」驚くのを「sus=流」石に驚くと言い換えが出来ます。驚く物語は「sus=サス」ペンスです。 とても「多い」と言うように通常の「限度を遥かに越えた」状態が「sus=サス」の音に含まれています。普通の状態なら川の石は川底にあり「流れない、走ら…

配合、数合せ、合計

合計の合を試合の「aay=合」のように訓読みする事が分ると、数と数を「合せる」、「合計」や、どれを多く 、どれを少なく合せる、「haay=hay=配」合するか配合する物質の「差額」が「配合」の決め手である事が分ります。配合も同じ意味の二種類の言葉を並…

アイの音は数に関する言葉、差配

数に関する言葉、数学上の概念がが「aay=アイ」だと分ると人々を「指揮して」物の「配分を決める、何処どこに幾つ」と配分する「数量を決める」状態を表す言葉に「aay=アイ」の音が含まれるのは当然でしょう。 人々を指揮するのは「手先=sah=差」「配=h…

間合とアイコ

他人に傷つけられた人が、今度は自分が相手を傷つけたら「アイコ」でしょうと言います。 剣道など「戦い」には間「合」が必要と言われます。 「aay=合」の音は「闘い」を表すようです。現在では闘いを表す一般的な言葉は試「合」です。やはり「aay=合」の…

覆す、立っている木を切り横倒しにする

今ある状態を「逆」の状態にする事を「覆す」と言います。「ひっくり返す」状態です。この一番分り易い例は「立っている」「木」を「横倒しにする」事でしょう。 「xt=xutu=靴=覆」ガエス状態です。「覆す」の元々の意味は「xt=木」を切り、「横倒しにす…

句読点の考え方、他人の財産と区別する為に屋敷の周囲に植えている木

句読点の意味を音から判断すると、人間が文章を書くようになる「以前の出来事」と推測できます。人間はここは自分の農地、敷地、屋敷だと示す時に周囲に「囲い」をします。 最も一般的なやり方は周囲に「木」を「植える」事だったと推測できます。そのやり方…

何もやらずにいる人は全てにやる気が無く、飽き飽きしている

何かを「する」のを「やる」とも言います。「する」の否定に「するず」と言う人はいませんが、「やらず」という否定の仕方は普通に使います。「する気」があるのは「やる気」があると言い換えが出来ます。「する」より「やる」が応用範囲が広いです。「する…

酔い痴れる、嬉しい、悲しい

ある状態の「最後の段階、極限、極み」を表す音が「死=し、しい」です。親子、友人が「死ぬ」と悲しいです。「sh=し、しい」が語尾についています。子供が野球などの試合でヒットを打つ、得点を上げるのに寄与すると嬉しいと言いますが、本当の嬉しさ、「…

キャン・チ・スーガ、チャー・スーガ、どのようにするの

やり方が分らない人は分る人にやり方を習います。そういう時には「どうするの」と聞きます。 私は iPhone 5s を使っていますが、良く携帯電話会社に行き「やり方を習い」ます。 名護方言では「kia'=tia'=チャー」スーガと言いますが「kiam=キャン」チ・ス…

きたす、悪い症状になる、木のように動けなくなる

悪い状態になると支障を「きたす」と表現します。なぜ「きたす」が「悪い」意味になるのでしょうか。沖縄方言では「xsa=草」が「悪い」意味に使われます。名護方言では「威張る」は「クサ」ブキンで、怒るは「クサ」ミクンです。共通語でも人を「悪い」気持…

チャン・ナラン、遺憾に思う、cancel

「kiam=tiam=チャン」ナラン、「どうしようもない」と思うを、堅苦しい表現では「i-kiam=kam=遺憾」に思うと言います。「tiam=kiam=kam=ham」の変化が伺えます。 遺憾に思う経験がある人は婚約して結婚を心待ちしていた人が、「cancel=婚約解消、破…

マーチ、木で出来た物の特質、燃える、浮かぶ舟

木の種類に「松」があります。松の名護方言は「martu=marti=マーチ=松」です。沖縄で見られる松はリュウキュウ松ですが、地元の人は当然マーチと言うだけです。 松には「松脂」がありますので「燃やす」と良く「燃え」ます。 人類が作った「舟」は長い間…

変な人が溢れている

最近は田舎町の名護でも外国語を喋る集団が何組かいます。北京語、台湾語、広東語、韓国語を喋る集団がいるようです。昼間なら観光と考えられますが、夜の9時過ぎにコンビニの前や夜明けの6時以前に大声の外国語で起される場合があります。夜の仕事をして…

キツツキ、啄木鳥

キツツキは「木=xt=xitu=キツ」を「突く、啄む」鳥である事がヒエログリフが分ると分ります。「木=xt=xitu=キツ」の音でを含んでいるから分ります。啄木鳥は「キ・啄き」ではなくて、「キツ・突き」が語源と推測できます。 ヒエログリフとシュメール語…

木で鼻を括る: ケタケタ笑う、似たカマダー、釜戸

木を含む表現には可笑しい表現が多いようです。木で鼻を括る人の態度に、どう対応したら良いでしょうか。相手が余程の異常者でない限り「xt=xeta=ケタ」ケタ笑う方が良いでしょう。ここまで書いて酷い仕打ちをした本人たちが被害者(擬人化した動物、兎」…

キチル、以前の名護町で木の多い地域

「xt=木」の意味が分ると名護市の大北、名護町時代の大北区が「xt=xiti=キチ」ルと言われていた理由が分り易いです。大北、キチルは今でも「山」が多く「木」が多い農村地帯です。キチルの「ル」は人かもしれません。樵、炭焼き人が「山=木が茂っている…

祈祷、神木に向い祈る、亀頭に祈祷する

祈祷は「神」に向ってする祈りなので「神」と同じ「示す偏」が含まれています。「示す偏=神木」と推測できます。神木に向い「礼拝する」事が「xt=xito=祈祷」です。 「立木=xt=xito'=祈祷=亀頭」です。 立木のように「立つ」物に「xt=xito=亀頭」と…

カチカチ山、火打石、泥舟

前に「木」と「火」はヒエログリフでは同じ「xt=xati=カチ」の音で表されると述べました。 日本には「火=xt=xati=カチ=燃やす=木=柴を燃やす火打石の音」が同時に出て来る物語のカチカチ山があります。「xt=xati=木」が沢山ある所が「山」です。カ…

九谷、長久手

九谷の漢字はかなり優れた当て字と考えられます。八つの谷を越えて行った所「xt=kuta=クタ」ニですので「山奥」と推測できます。深山です。沢山の「xt=木」が生えている所です。歩いて行くには「xt=xuta=草」臥れる所です。長野県は海に面していない県…

コトコト、木を燃やし火力を強くして煮炊きする時の音

料理の時は「薪を燃やす」のが普通でした。火力を強くすると鍋の中は「xt=xoto=コト」コト大きな音が出ました。木、燃やす、強い火、炎は「木=xt=火」と関係がある事が分ります。 ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語…