2014-09-25から1日間の記事一覧

ハブに噛まれる、飼い犬に噛まれる、下克上

私たちは余り深く考えずにハブに噛まれるや飼い犬に噛まれると言う表現を使っていますが、最近までハブに噛まれる事は「死に繋がる」事でした。飼い犬に噛まれる状態も「死に繋がる」事と推測できます。 日本にも戦国時代には家来が殿様を殺すいわゆる、「下…

カマラ・ン・ケー、構うな、そっとしておけ、生かしておけ

あの人の事は構うな、そっとしておけと言うのを名護方言ではカマランケーと言います。「kamaru=カマル」「ラ=la」ンケーと分析できます。「そっとしておけ」は別の言葉では「触るな、殺すな」と推測できます。この表現に「構う」の漢字を当て字に使った為…

カマリン、噛まれる、噛める、食われる

名護方言では「食われる、食える」は「kamaru=kamari=カマリ」ンと言います。「噛まれる、噛める」に近い表現でしょう。虫は強い虫に「食われ」たら「お終い、死」です。「闘いに負けて死ぬ」状態と同じと見なして良いでしょう。今でも毒蛇、ハブに「kamar…

丸々太った子供、金丸、護佐丸、牛若丸

二〜三歳までは「maru=丸」丸々太った子供が沢山います。 昔は「男の子」の名前に「maru=丸」を付ける人が多かったようです。沖縄にも金丸や護佐丸がいました。首里城と中城城を作った人たちです。 日本史で有名な人には牛若丸がいます。 アッカド語のアル…

不意打ちをする理由: 勝ちたい為

闘う相手と力が五分五分か弱いと思う人は相手と闘うと決めたら「不意」打ちをします。チャンバラ映画では良く見た場面です。彼我の力の差が大き過ぎて不意打ちをしても、敵の猛反撃に遭うと予想される時には不意打ちはしないでしょう。それが分ると「hwi=不…

地頭や地頭代の権力と行動様式

地頭は農村で権力を持っている人です。沖縄では地頭代が「権力を持っていた」事は、地方の「大地主」は地頭代の子孫である事でも分ります。 「gt=gito'=地頭」の音は「権力、財産、富豪」などを表すと推測できます。「地頭は転んでもただでは起きぬ」と言…