榊は神に捧げ物をする時に供え物と一緒に供えます

 榊は神と関係がある木です。「sakaki=榊」の音は「神、捧げる、奉げる、献上する」
と関係があると考えられます。神社やお寺の建物には「社格」が決められていてどの
ような建物を建てて良いか決まっていたようです。金閣寺銀閣寺などお寺の建物の
名前には「qaku=kaku=閣」の字が入っています。「高い」地位にいる人は「閣僚」
です。「上の位」の人には「shaku=爵」位を授け、自分より「地位が上」の人には
会「釈=shaku」します。偉い人でもあまり威張ると気持ちが良い物ではありません。
顎を「しゃくり=shaku-ri」人に合図や命令をするのはどんな偉い人がやっても下品
に見えます。ヤフーの知恵袋の「顎をしゃくる」に対するベストアンサーは言葉の
意味の説明は分り易いですが、語源にまで言及していないのが残念です。「ちょっと」
でも「上に立っている」ような、「偉そうな」事を言うと「ko-shaku-na=こしゃくな」と
言います。そのような人の態度を「shaku=癪」に触ると言います。顎でしゃくるの
「ago」にも「顎」の意味はなくて「 a ag=手で指す、手で計るようなやり方でどう
するか指示する、命令する」の意味があります。特定の地域の「指導者」は古い時代
の沖縄では「agi=アジ=按司」と言われていました。「aga」行音には「導く、指図する、
命令する」などの意味があります。今後はどうすべきか「考える」のが指導者の役目です。
考えるのを推し「量る」と言う場合があります。


 シュメル語とアッカド語は次の通りです。

E = 日が昇る、上がる、シュメル語、英語では sunrise, rise

saqaku   = シュメル語のEと同じ、アッカド語

A = 腕(手の代りに腕と言う場合があります)、シュメル語、英語では hand

AG = (手や指で長さを)計る、測る、図る、量る、諮る、謀る
      長さを表す、指し示す、シュメル語、英語ではmeasure

A AG  = 命令する、指令する、司令官の役割を演じる、シュメル語、英語ではcommand