シタ―ケー、虐げられた人々と優しく軽く触られた人

 名護方言では「殴り方」には二種類あるようです。「殴れ=スグレー=シタ―ケー」
です。「sugu=スグ」レーは頭脳が「sugu=優」レテいると関係があると前に述べ
ましたが、「shi take’=シタ―ケー」は「手=shu」と関係があります。何度も述べて
いますが、アッカド語、シュメル語やギリシャ語では「i=u=y」です。「手=shu=shi」
です。「shi’tage=虐」ラレタ人びとは「殴れられた」人、「殴り続けられた人びと」
であるのが分ります。木々は「kigi」と読みますので「tag=tak」、「SHU TAG=SHI TAK」
です。シュメル語の「SHU TAG」と名護方言の「SHI TAKE'」と虐げられたの「SHI' TAGE」
は全く同じ言葉だと見なして良いでしょう。「ta-taku=叩く」の「タク」は「taku=TAK
=TAG」と考えられます。「ta」は「強調」の為と考えられます。「加える」の名護方言は
「ta」+「加=kuwa=kwa」エルで、「tak-kwa=タックヮー」フンと言います。私は英語を
易しく覚える方法に関してのブログも持っているのですが、そこへ投稿する文章を考えて
いる時に「sitaki-ru=舌きり」雀との関連が気になり調べた時に気づいたのが、シュメル
語の「SHU TAG」と「SHU DUG」の違いではないかと思いました。 欲張って「たくさん」取る
と「攻撃され」て、必要な分だけ「少し」取ると「大事にされる、もてなされる」のではないか、
「SHU TAG=たくさん取った為に攻撃された」、「SHU DUG=取得=少し取った為に誰にも
迷惑を掛けないので優遇された」のではないかと思いました。舌きり雀を読んでから、再び
シュメル語辞典を見てそう感じました。 入会権があり、山で枯れ木や山菜を取るのを許可
されていても、取りたい放題取っていたら、山が駄目になります。それを戒めるのが「sitaki-ri
=舌きり」雀の教訓かもしれません。

シュメル語とアッカド語は次の通りです。

 SHU = 手、シュメル語、英語では hand

 SHU TAG = 触る(直訳は「手で触る、手を触る)。シュメル語、この言葉は
         名護方言から考えると「叩く=殴る=強い接触」になります。
英語では touch

    TAG = 触る(これも「強く触る」と考えられます。「tagu=手繰り」
寄せるには「強く」掴みます)、
掴む、縛る、殴る、叩く、攻撃する

英語では to touch, to take hold of, to bind, to attack

 SHU DUG = 触る(直訳は手が話をする)英語では to touch

  DUG = 話をする、話す、英語では speak

 lapatu = 触る、持つ、保持する、アッカド語、英語では to touch, take hold of