2017-01-29から1日間の記事一覧

シニ・ヤミー・スンの語源 4、痛さを死に似ていると例えた掛詞

沖縄方言では「とても痛い」事を「シニ」「病み=ヤミー」スンと言います。今までは「シニ=死に」とだけ考えていましたが、怖い「死に」「似ている」程の痛さと解釈できます。「死に=sini=sni=似ている」の掛け言葉が「sni=sini=シニ」ヤミースンと推…

シニー・タカ・ハン、背が高い、親の脛を囓ると語源は同じ、

もう二度と起らないともう一度の語源、逆は同じ音の否定と肯定で表される

二分法で区別する場合は、ある事がもう起らない、二度と起らない状態を表す「死」と寝る状態でも区別できます。「死んだら」もう「二度と」起き上がれないです。「眠っただけ」なら時間が経てば起きるでしょう。 「眠る」の否定が「永眠=死亡」です。「眠る…

西日と没するの語源、二度と上がって来ない、入滅、連想の楽しみ

「n sp=n sb=nisibi=西日」の音は日没があります。「西日」が見られるのは「晩=夕方」です。「晩」ご飯を済ませたら昔の人は程なくして「寝た」事でしょう。 「西日」を人の一生、人生に例えると「西日=晩年」です。「日没、入滅、死亡」を暗示する言葉…

消えぬの語源、視界にある、見える、見えぬの否定

物を「見る」のは「目」です。物が有る有るか無いかは「目」で確かめます。目の前に否定の前置詞の「ki」を付けると「ki-e'nu=消えぬ」になります。いつまでも「目の前に」ある状態です。 e'nu 目 eye