2013-09-27から1日間の記事一覧

マチブトゥン: 糸、紐、縄が絡んで使い物にならない

糸、紐、縄などが絡み、その 役目を「果たせない」、そのまま では「使い物にならない」時には 名護方言では「mt=mati=マチ」 ブ・トゥンと言います。「役目を果せ ない=死んでいるのと同じ状態」 と考えられます。 ヒエログリフとアッカド語のアルファベ…

アミーフイタン、フイトuヨー 雨が降った、降るから

運動会があり途中のリレー の時に雨が「降った」と言う 場合があります。名護方言では アミー「プイタン=pwytan」で すが、「hwytan=フイタン」と 言う地域もあります。こういう 天気の時には「雨が降るから」 はアミー・プイトuヨー、または アミー「hwyt…

逢ひ見ての後の

百人一首の「逢ひ見ての後の...」 の歌は恋愛感情を歌った有名な歌 ですが、どうして「aawy=逢い」 だけで「一夜を共にした」の意味 になるのでしょうか。「逢ひ見て」 の「逢ひ」は愛したの「aawy= 愛」が相応しいのではないでしょう か。ヒエログリフ辞…

ちちんぷいぷい、プイと横を向く、ウーポーイン

ちちんぷいぷいは「痛みが消えさるように」と願うおまじないですが、「追い払う」を表す名護方言に似た表現があります。ここから他所へ「ウー・ポーイン」と言います。ポーインは「phwy=phoy=ポーイ」ンと変化したと推測できます。「追い=ウイ」ポーインと…

アミー・フイン 雨が降る

野球など雨が「降った」ので 試合が「流れた」と言います。 物が水に流されたのと同じ 表現です。貰った入場券が 使えないので「hwi=ふい」 になったと言います。雨が 降るの名護方言アミー・プイン ですが、アミー・「hwin=フイン」 と言う地域が多いよう…

木曽の御嶽さんは何じゃらホイ

御嶽は「神」がいる場所です。 神様は「力を持っている」と 信じられています。言う事を 聞かない人を「打ちのめす」 でしょう。何じゃらホイの 「ホイ=hoi=hwi」は「天、 降る、打ち降ろす、権力を 振う」と推測できます。木曽 の御嶽に雨が降り過ぎて下…

後がない、窮鼠猫を噛む

窮鼠猫を噛むもヒエログリフ由来 の表現かもしれません。危険に瀕し ている、困窮している状態は「atw =後」がないと言います。「窮状 =窮=後がない=後=ato=atw」で す。後の沖縄方言は「atw=アトw」 です。 ヒエログリフのアルファベット表記は次の…

ヌクン、イリ・ヌクン 抜くと突き抜く

槍で「突き抜く」と体に「入り」 その動作を最後まで「やり抜く」 体の向う側まで「突き抜ける」 でしょう。「突き抜く=入り抜 く」だったと推測できます。 棘などが体に刺さると「抜き」 ます。「抜く=引き抜く」の 名護方言は「nkn=ヌクン」と 言います…

不意打ち、不意に出かける

相手に知られないように、 後ろから「打つ、攻撃する」 のを「hwi=不意」「打ち」 と言います。この言葉も同じ 意味の二種類の言葉を並べた 言葉です。即ち「不意=hwi =打ち」です。不意を「突か れる」とも言います。これも 「不意=hwi=突く」でしょう…

フユー・ナー 怠け者は可哀想な奴

沖縄方言では「怠け者」は 「hwiw=フユー」ナーと言い ます。働き者の反対です。 働き者は尊敬されます。怠け者 はその反対に見下されます。 「可哀想な奴」だと思われて います。「iwty=ユーチ=四つ =四=死」です。死んだ人と 同じで「動かない、働か…