久高島の二つの意味

久高島の久高の意味について
シュメール語の観点からどういう
意味が有るか前に述べましたが、
古代エジプト語の観点から見ると
もう一つの意味がはっきりします。
シュメール語の観点からは「離れ」
島と全ての物を創造し破壊する力
を持つ「神」の島だと述べました。
破壊するのは「kuda=砕」くとも
言います。石などを「砕く」と散り
散りりバラバラになって「離れ」
ます。久高島は「離れ」島、離島
です。斎場御嶽から見ると太陽は
久高島の方向から「立ち昇る」そう
です。人間が「空に立ち昇る」よう
な物を「建てる」時は「神社」など
の「宗教建築物」です。「建てる、
建立する」のは「立ち昇る、壮大な
建物、建立する」などは「qd=quda」
の音を含む音で表されると推測でき
ます。立ち昇ると「高くなる」のは
当然です。久高は「建立する=立ち
昇る=qd=quda」と「daqa=高」を
合せた言葉になっています。「太陽
が立ち昇る」「神の」島で「離れ」
島が「久高」島です。久高島の意味
も古代のメソポタミアの言葉とエジプトの言葉で説明できます。

シュメール語とヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。

KUD = 切り離す、分ける、決める
英語では to cut off, to separate, to decide

qd = 建てる、建立する 、立ち昇るように建てる、(動詞)、ヒエログリフ
英語では to build