2015-03-22から1日間の記事一覧

大きく育ててから、飼育中、フル・ワチ 2

豚を育てている人は屠畜専門の人が来ても、豚がまだ小さい時には「大きくしてから」「hruwat=フルワチ」カラ売るから、それまで待っていてと言っていました。まだ「飼育中、育て終えていない」状態が「hruwatu=フルワチ」である事が分ります。「wat=wati…

道中、まだ行き先への半ら、途中

一日でどれだけ歩いて行けるか調べてみる場合が昔は多かったかもしれません。まだまだ先が長いならまだ行き先への、半分、半ら、途中です。 間違いなくその状態なのは「午前中」でしょう。 まだ一日の旅の「dwat=dwatyw=do'tyw=道中」と言う表現が「午前…

八岐大蛇の語源 3、ヒエログリフ由来の言葉

ヒエログリフ辞典を調べていると沖縄方言や古事記に載っている言葉、似ている言葉が沢山見つかります。「八」岐大蛇もそのうちの一つである事に今日気づきました。「八岐大蛇」は、「iattu=八つ」の頭と尾を持っているとされています。 八つの沖縄方言は「i…

飛ぶ鳥後を濁さずの語源、ヒエログリフの twr

ヒエログリフ辞典を読むと、飛ぶ鳥「後を濁さず」もヒエログリフ由来の言葉だと分ります。 「tori=鳥」の沖縄方言は「twi=トゥイ」ですが、沖縄方言は「r」が脱落しますので、原型は「twr=twri」だったと推測できます。そこのゴミを「取りなさい」の名護…

夜が明けぬれば、天地が動転する

夜が明け「ぬれば」もヒエログリフ由来の言葉と推測されます。前に姿勢の大きな変化は「nem=nemu=眠」と時であり、木の「nem=nemu=ネム」ノキは夕方になると他の木に見られない大きな変化、即ち木の葉が閉じる「大きな」変化をするのでネムノキと名づけ…

浅い、煩い

どんな事であれ自然の手続きは「wr=wru=ウル」「サイ=sai」と思われます。果物は実が付き始めた後に、直ぐには食べられません。それぞれの果物には、実が「大きくなる」、「wr=wre=熟れ」る時期があります。その時期まで「sai=待つ」必要があります。…

夫妻の意味、妻は子育て、家で待つ

大昔から夫は外に仕事に出掛け、妻はお家で子育てに励んで、夫の帰りを「待っている」のが通常の「夫と妻」だったと推測される言葉が「夫妻」です。妻を「sai」と読むのもヒエログリフ由来と推測されます。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです…

再三再四注意する、行動変更を待っている

親や先生は「sai=再」三再四こうしなさい、これはやっていけないと注意します。何の為にそう言うのかその理由はハッキリしています。貴方がやり方を「改める」のを「待っている」のです。やり方を改めると直ちに、再び同じ事は言わないでしょう。再三再四の…

川を堰き止める仕掛け、堰、簗、鯨と関係がある言葉

昔は鯨は大きな川に追い込みその跡で簗、堰を作り、川を堰き止め、鯨を生け捕りにしたと、中学の教科書で見た事があります。シュメール語を調べるとそれは事実だったと推測されます。 ヒエログリフとシュメール語の アルファベット表記は次の通り。 ヒエログ…

クシュン、クスンの語源、シュメール語由来の泣き方の種類

「泣き」方、嘆き方には色々あるようです。その一つが「kushun=クシュン」と、それが変化した形のクスンと思います。その推測が正しいとシュメール語由来の表現でしょう。驚くなかれ「naqu=泣く」も古代メソポタミアのアッカド語由来の言葉です。 シュメー…

鯨の語源、珍説?

シュメール語が分ると鯨は「水棲」動物である事が分ります。「ku=水棲動物を表す接頭辞または接尾辞」です。もう一つ語源が考えられる事に今日気づきました。私が小学生の頃は鯨を沖縄でも捕獲していました。糸満が有名でしたが、名護漁業組合でも鯨を獲り…

イーチュー、イーチュ、糸、良い人、大歓迎、赤い糸 2

良い人は「歓迎」されます。特に「赤い糸」で結ばれている「良い」人は大いに「歓迎する」でしょう。名護方言では「糸=iytyw=イーチュー」で、「良い人=iytyw=イーチュ」です。 二つの言葉は最後の音を長めるかどうかの違いだけです。「意中」の人も「iy…

便宜、便利の意味、多少と同じ構造

最近気づくようになったのですが多少と同じ構造、意味が逆の言葉を二つ並べて「後ろに来る言葉の意味になる」構造の言葉が沢山ある事が分りました。便宜も同じです。不便は「悪い」意味の言葉を二つ並べた言葉です。 便宜は「大便のような悪い=便」「宜=宜…