氏より育ちの語源、比較、良し悪しの二分法

 「氏より育ち」に含まれている「より」は
二つの中から「良い」物を「選り」分ける
時に使う言葉です。「良し悪し」を「比較
する」時の言葉です。それが分かると「氏
より育ち」もヒエログリフ由来の言葉だと
分かります。 「良い」人を「手なづける」
詰り「良い人」の「手を引く」事が「wdi=氏
=悪るい」奴を「払い」除けて、より「良い」
「育ち」の人を「手に入れる=手を繋ぐ=
手を置く」と推測されます。


「分離する」状態を表す言葉に「kud=
砕」くや「fdq=解く」があります。これら
の言葉は日本独自の言葉とは言えないよう
です。どういうタイプの人間かを「分類、
区別する」言葉にも「qd=quda=砕」い
て「切り離す」状態を表す言葉が含まれて
いるようです。



 ヒエログリフとシュメール語のアルファベット
 表記は次の通りです。

 ヒエログリフ 日本語    英語
 シュメール語 
(大文字表記)





 KUD     砕き   to cut off
         切り
         離す

         破る      to break off
          
         分ける     to separate  

 fdq      解く、   to cut
          切り    apart
          離す

 qd       評判    reputation

         性質    character

         自然に   nature
         備わって  
         いる物 

         型     form




Middle Egyptian Dictionary
Mark Vygus
(updated April 2015)
 786


Pennsylvania
Sumerian Dictionary





 wdi    追い払う、   to dismiss

   


       悪るく    to deal
       する     (harm,
      (傷つけ     injyyry)
       被害を   
       与える)




 wdi    先導する   to act as
       役割を     pilot
       を果たす


       先導する、  to pilot


       先遣隊、
       斥候の
       仕事を
       する、


 wdi     手を置く    to put
        人など     hands on
        に)
   

      


        


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