イミの音が入っている言葉

イミの音が入っている言葉を
カ行音から見ていくと黄身、
気味悪い、沁みる、浸み、染み、
血道を上げる、緻密、チミ、氷見、
耳、蚯、トuイミー、利目、などが
あります。これらの言葉は全て
「中に有る、中に入って行く」意味
があります。「kimy=黄身」は卵
の中身で白身に囲まれています。何か
「心の中に悪い要素が有る、頭の中で
悪い事を考えていそう」なら「薄=usu」「kimy=気味」
悪いと言います。「simy=シミ」ルのが
「中に入って行く」状態を表すのは心に
「simy=沁」ル、水が「simy=浸、滲」ル
でも分ります。一所懸命に「一つの事に
心血を注ぐ」のが「timyti=血道」を上げる
です。「一つの物の中に」沢山「詰め」込ま
れている状態が「timytu=緻密」です。名護
方言では「中に」詰めるのは「timyn=チミン」
です。昔の人は指の肉の「中に」食い込んでい
る物が「爪」と考えていたと推測できます。
沖縄方言の「爪」は「timy=チミ=爪」です。
「mimyzu=蚯蚓」は「水辺」の「地中」に
います。入れ墨の墨は「simy=染み」込ませた
物が浮き上がって見える状態です。「墨←染み」
の変化があったと推測できます。古事記には后
を探そうとか「利目」をしていたと言って「トメ」
と読ませていますが、それは「rimy=利目」と読む
のが正しいと推測できます。「目の周辺に入れ墨の
ような化粧」を施したのが「利目」です。夜になる
と物が見え難くなるのが鳥目です。目の沖縄方言は
「mi'=myi=ミー」です。「利き目」は利きミーに
なります。アルファベット表記では「kikimyi」になり
「imy」が含まれているのに気づきます。良く見える
のは良く視界に「入る」事です。良く見えるように
なったら「探し」易いでしょう。探すの名護方言は
「利目=トuメー」インです。「利目」の当て字を
使ったのは「目」の周囲に「入れ墨」をして妃になる
候補者を「探す」「目的」があったのです。鳥目の
沖縄方言表記は「tuimyi=トuイミー」です。夜に
なると目に物に姿が「入って来る」力、視界に「物
が入って来る」力が弱る状態が鳥目です。鳥目も完全
な当て字です。ヒエログリフを知っている人たちが
使っていた言葉への当て字と推測しても良さそうです。

ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。


imy = 〜の中に有る物 (形容詞)
英語では which is in. ( adj.)