石器時代に殺気を感じた武器は石斧か

武器は人を殺す道具です。斧には
秩父の「bu=父」と武器の「bu=武」
の音が含まれています。 斧を持って
戦うのは接「近」戦です。斧には「近」
の部首が含まれています。 斧は人を
切り殺す道具でもあります。 「切る」
の名護方言は「切る=kin=キン=近」
です。武士は「斧」を手に持って戦う
「歩兵」だったと推測出来そうです。
歩合には武士と同じ「bu=歩」の音
が含まれています。武にも足の部首
が含まれています。「setqi=石器」
と「satqi=殺気」は母音が違うだけ
で殆ど同じ音です。石器時代には
獲物を「切り」「saqu=裂く」には
石斧を使っていたでしょう。「saqa
=サカ」行音「石、殺、裂」の音と
意味を持っているのが分ります。
「saqu=炸」の漢字は「炸裂」と
一緒に用いられます。国東半島は
「岩」だらけ、岩石、石ころの多い
地域なのでしょうか。「戦い、武士」
に関係があるのは古事記の記述に
神功皇后新羅に兵を進めて三韓
平らげた後に宇佐を訪れている事で
も分ります。朝鮮は「shitqi=漆器
で有名です。柔かい土に比べて「石
=shitqu=イシク」のように固いのが
漆器です。 「t」の音は促音を表し、
脱落し易いようです。 「石」の名護
方言は「イシク=ishiqu=ishitqu=
shitqu=石」です。昔の建物は茅葺が
多いです。 建物の壁などを「石」の
ように「固く」する為に使われるのが
「sitqui=漆喰」です。 漆黒の闇と
言う表現から想像すると「黒っぽい石
」が「shitqu=黒い石」で、その逆、
「i=異=違」の「白っぽい石」が
「ishitqu=ishiqu=イシク=白い小石」
なのでしょうか。もしその推測が正しい
と国東半島は「黒っぽい岩石」が多い
地方だと思われますが、どうでしょうか。
インターネットで調べたら神功皇后
「石」との縁が強く、「石」丘神社とも
関係が深いのが分ります。八幡宮の分社
には「石上」八幡宮があります。国東
半島、宇佐八幡宮神功皇后は「石」で
繋がっているのが分ります。


 アッカド語では次の通りです。


 shitqu = 石、英語では stone