いつ飲みに行こうか

 いつ飲みに行こうかは名護方言では「ichi=イチ」ヌミガ・イクガーと言います。
男女の仲が良ければ酒が入っていなくても「イチャイチャ」しますが、そうでなくても
酒場では、或いは酒が入ると「イチャイチャ」する人が多いのではないでしょうか。
そう考えると「icha=イチャ」の音は「飲む」と関係がありそうです。「只酒」は飲んでは
いけないと諭された事があります。只酒を振る舞った人に対して「正常な対応」が只酒
以後は出来なくなる可能性が高いからでしょう。 只酒は名護方言では「ichanda=
イチャンダ」酒と言います。「酒」に関する言葉は「icha」行音を含んでいるようです。
トルコ語など日本語に似ている言葉がたくさんある外国語を調べていると日本語を調べて
研究している人が日本の近隣の外国語とだけ比較して、世界の外国語、遠い国の外国語と
日本語を比較しないと「本当の、元来の、元々の」日本語の意味を知ることは出来ない、
なぜそういう表現をするのか、使われている漢字が「完全なる」当て字で「言葉の本来の
意味を表していない」、或は表しているとしても「本来の意味のほんの一部」であるのに
気づきます。漢文や漢字を「読み易くする為に」つける「かな」、ふりがなのようなかなの
使い方をなぜ「送り仮名」と言うかその理由が分りますか。辞典にも載っていないし、今まで
誰にもその理由を教わった事がありません。その理由を明日述べます。

 トルコ語では次の通りです。

ic = 中の、内側の、英語では inside, inner, in

ic = 酔っぱらいの、酔っぱらった、英語では drunk

icki = 飲む、飲み物、英語では drink, liquor, alcohol, juice, beverage

ickili = 酔っぱらった、濡れて、英語では drunk, wet