打ち砕くと打ち損じる

  ほとんどの生物は砕かれたら「死に絶え」ます。打ち砕くは「打ち=uchi=uc=殺す=命の終り=
砕いた結果=砕く」と考えられます。即ち「最期、終り、物事の終末、終った結果」を表す二か国語を
並べて言葉と考えられます。戦国時代には敵を打ち砕いたら、敵の大将の首を「討ち」取りました。
「殺した」証拠に「首」だけを持ち帰ったのです。「uchi=討ち」には「命の終り=殺す」意味があり
ます。 株ではある種の取引の終りを「損切り」と言いますが、これも原義とはかけ離れていると考え
られます。儲かろうと損をしようと関係なくて「son」の音は「切る、断ち切る、終り」を表していると
考えられます。ここでも漢字を使ったばっかりに「son」の原義が忘れられている可能性が大きいです。
一つの目的を掲げてその目的を「果たせない、良い結果を得られない」時が「打ち損じ=uchi-son-zi」
だと考えられます。要するにある「目的を果たせなかった」「良い結果が出せなかった」が「uchi-son-zi」
ですので、この言葉はトルコ語の「sonuc」と単語の並べ方が違うだけで同じ言葉だと考えられます。
良い結果であれ、悪い結果であれ、過ぎ去ってしまった事は「結果」として「現れ」ます。試合が
終わった後では、勝ったチームも負けたチームも「uchi=うち」のチームはと言ってから試合を振り
返る事ができます。勝ち負けに関係ありません。

トルコ語では次の通りです。

uc = 結果、英語では limit, terminal, end

sonuc = 結果、英語では result, consequence, outcome