語順を入れ替えて言葉遊びを楽しもう

 人類は「ki=木」は燃やす為にあると長い間

考えて来たようです。「木」は木々のように「gi」

になっても「木」を表すのは「炊き、焚き」「木=

gi」でも分ります。炊き木は「薪」とも言います。

薪にも「ki」の音が含まれています。「木=ki=

=gi=燃やす木の部分、枝など」と推測できます。

アッカド語とシュメール語を学ぶと「ki」と「gi」

が含まれている事が分ります。薪、炊き木が「燃え

たら、肉を「a-buru=炙る」事ができます。「火や

煙を発生させて、肉などを料理する=buru」と推測

できます。英語では「burn=燃やす」です。 薪は

燃やす木であるのはアッカド語の「ki-birru」を

見ても分ります。前が「ki=木」で後ろは「birru=

buru=burn=燃やす」になっています。「木を燃やす

=ki-burru」、煙る音が炊き木を表す言葉の中に入っ

ている事に気づきます。





  アッカド語とシュメール語のアルファベット表記
  は次の通りです。


  アッカド語  日本語    英語
  シュメール語
 (大文字表記)



  kibirru    燃やす為、    firewood
   A      燃料用の
         木材、炊き木、
         薪

         焚き付け用    kindling wood
         の木、薪
 

  GIBIL     薪、炊き木    firewood

         燃やす      kindle
         炊く

  kibbu     木部       made of wood
   A      木で出来て
         いる部分

  kibshu    たちまち生じる  fungus
         嫌な物、黴

         カビが生える   mold


ペンシルバニア大学
シュメール語辞典
を参照


シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
K の参照ページ
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349
359