イジマーヤー、チム・エー・ネン、ウムシル・ムン: 行ってみようね、詰らない、面白い物

  評判の良い所へは行って見たいです。そこへ機会を見つけて「行ってみようね」
と友達や家族に提案する時に名護方言では「ijima'ya'=行ジマー・ヤー」と言います。
とても「majime=真面目」な男性は「tuma=詰」らないと言う女性が多いようです。
「jima」行音と「tuma」行音は「心の状態」を表すようです。弱い人の「気持」をズタズタ
に傷つけるのが「ijime=虐め」です。心肝や肝心という言葉があるように「心=肝=
kimo=kimu'=timu'=チムー」は「体の中の器官」を表すだけでなく「心の状態=精神」
を表します。それらを考慮に入れると「jima=tuma=kima=肝」と推測できます。相手
に「決断」を要求する時には「kime=決め」ろと言い、かなり時間が経っても話し合い
が続いているといつまでも「kima=決ま」らないと言います。二人以上の人が「同意」
するにはそれらに参加する人の「気持」が一致する必要があります。全員の気持が
一致しない時には多数決にする「kima=決ま」り、に今はなっている国が多いです。
「tuma=詰」らない、の名護方言は「t,imu-e'=チムエー」ネンです。「ネン=無い」
ですので、否定のネンを取り除いた「チム・エー」は「面白い、満足する」意味になり
ます。気持が良い時には「上機嫌」と言います。機嫌は心の状態です。「t,imu-e'=
チム・エー=上機嫌」です。「t,imu=機嫌=心の状態」「上=上々=e'=エー」と見な
して良いでしょう。日本では昔は奈良や京都が中心でしたのでそこ「へ=e」行くのは
「上り」で、そこから何処か「に」行くのは「下り」でした。今は東京「へ」行くのが上りで、
東京から何処かに行くのは「下り」です。肝・心が浮き浮きしないのがチム・エー・ネン
です。芝居や演技など「omoshiro=面白」い物は沖縄方言では「umushiru=面白=
ウムシル」「ムン=物」と言います。「面白い」、「ウムシル」ムンと言う人だけでなく、
「umushiruku=omoshiroku=面白く」無いのを「チム・エー」ネンと言う人達メソポタミア
の「アッカド語とスメル語」を使っている事が分ります。日本人の中には驚く時には飛び
「上がって」「e=エッ」と「叫び声」を「上げる」人もいます。

 アッカド語とスメル語は次の通りです。

t,emu = 考え、計画、心に描く事、目的、決心、決定、気持、気分、心の状態、アッカド語
       英語では tought, plan, design, aim, decision, frame of mind,

E = 上げる、(子供を)大きく高くする、育て上げる、外に出る、外に出す、スメル語
       英語では to raise, to rear (a child), to go out, to leave, to bring out

UMSH = 考え、計画、心に描く事、目的、決心、決定、気持、気分、心の状態、スメル語、
       アッカド語の t,emu と同じ
       英語では tought, plan, design, aim, decision, frame of mind,

s,i'ru = とても素晴らしい、最高の、目立つ、高尚な、アッカド語
(面白いの「白」の音にも「チール=乳の」の音にも似ています)
英語では splendid, supreme, outstanding, exalted

shrruhu = 素晴らしい、最高の、有名な、傑出した、抜群の、贅沢な、傲慢な、生意気な
       英語では splended, supreme, pre-eminent, lavish, arrogant, haughty

注: 最後の h の下には発音符号を表す皿のような形が付いています。 k の音に近いと思われます。