ざっくばらんに話し合おう、ふざけるな

 上司が腹を割って話し合おうと言う時があります。別の言葉では「zakku=ざっく」ばらんに
話し合おうと言う事です。腹を割って話し合おうと言いながら後でゴタゴタが起こったら大変
です。 「腹を割って話し合おう=ざっくばらんに話し合おう=言った事を咎めだてしない=
どんな発言でも許す」になります。ざっくばらんの「ざっく」は「zahu=zaku=ザク=ザック=
許す」と推測出来ます。それに否定の「ほ」や「な」を加えたのが「発言を許さない=ほざくな」
でしょう。「ho-zaku-na=ほざくな」に含まれている「zaku=許す」の否定が「ほざくな」になる
と推測出来ます。日本の文化を身ると「zake=sake=酒」の場での振る舞いは「多めに見て貰う」
場合が多かったようです。「saka=サカ」ズキを交わすと「入会が許される」のがヤクザの世界
です。ヤクザの儀式も日本文化の一つのようです。「酒=sake」の音は悪酒のように「zake」の
音に変ります。「saki=先」の音は行く先々のように「zaki」に変ります。相手の「悪戯」を
「許さない」時には「fu-zake=ふざけ」るなと言います。「fu」が否定を表しています。

 スメル語では次の通りです。

  ZAH  = 許す、逃げるのを許す、逃げるのを助ける、
        英語では to allow, to allow to escape, to help to escape

注: H の下に皿のような符号が付いています。