雨上がりと雨下がりと昼下がりの情事

 昼下がりの情事という題名の映画があったと記憶しています。 「真昼間が昼下がり」
なのでしょうか?  終りは「上がり」と言います。「雨上がりは雨が降った後」ですので
「雨下がり」は「雨が降っている最中、雨の真っ只中」になると推測出来ます。瀬川は
良く雨が降る場所かもしれません。雨は落下します。「落ち」ます、「saga=下」リます。
上がると下がるは「逆」の現象です。雨が「上がる」のが、雨が「止む」事ですので、雨
が「sag=下が」る、のは「降っている最中」になります。これから類推すると「昼下がり」
の情事は「お昼=真昼間」に「情事をしている最中」になります。情事は普通は「夜」行わ
れます。 昼下がりの情事の「表現の独特さ、素晴らしさ」はスメル語が分って初めてその
意味が堪能できます。雨上がりとは言いますが「雨下がり」とは言いません。「昼下がり」
の情事も「雨下がり」と同じように「滅多にない表現」と言えそうです。

 スメル語では次の通りです。

  SHEG = 雨、英語では rain