歩く時の歩幅と走る時の歩幅を比べると、走る時の歩幅がかなり「長い、広い、大きい」状態
であるのが分ります。「足を延ばす、歩幅を広げる=走る」と言う表現や言葉があっても不思議
ではありません。足で「humu=踏む」と言います。「m=b」ですので「humu=hubu」です。人を
「sasu=刺す」時には手を「伸ばし」ます。「sasu=伸ばす動作」と考えられます。首里方言の
「s」の音は名護方言では「h」の音に変る場合が多いです。 ラテン語の「s」はギリシャ語の
「h」に対応します。とても「足が速い」人は「subashi=すばし」こい、と言います。この音は
「subashi=hubashi」と変化する考えられます。「hubashi」の音はスメル語の「HUB SHUSH=
走る」と音も意味も似ています。
スメル語では次の通りです。
HUB SHUSH = 走る(直訳は「足を広げる、足を伸ばす」です)、英語では run
HUB = 足、英語では foot
SHUSH = 広げる、伸ばす、上げる、英語では spread, raise