キールー、黄色の語源は色が「薄い、弱い、少ない」

 木に生命力がある時は葉が生き生きしています。

葉の色は緑です。秋には葉が枯れます。黄色から

赤に変ります。 最初に「黄色になった」時点で

もうこの葉は枯れかかっている事、葉の生命力が

「弱まっている」事が分ります。「黄色=薄くて

弱い」意味があると推測できます。「臆病な」人

は「気が弱い」です。英語では「黄色=yellow=

気が弱い=臆病な」です。日本語の黄色の「ki」

の中にも「危険な、弱い」意味があると推測でき

ます。黄色の沖縄方言は「kil=kir=ki'ru'=

キールー」です。「薄い色、弱い色=ir=el」の

変化が推測されます。色が薄いのと葉などが薄い

のは同じ音で表される可能性があります。 前に

薄っぺらの「ペラ」は「pel=pela=ペラ=薄い」

と述べました。  「il」や「el」を含む言葉で

「弱い」状態を表す言葉を探してみました。


  きょう復習したい又は覚えたい英語
  は次の通りです。


  英語     日本語


  fragile   脆い

  frail    ひ弱な

  delicate   繊細な

         傷つき易い    



  参考: シュメール語のアルファベット表記
      は次の通りです。


  
  シュメール語  日本語   英語


  PEL       薄い    to be thin

          冒涜する  to defile