ジン: お金は銭とも言いますが、沖縄方言ではジンです

 人間はかなり早い時期から物を買う場合にはお金を使っていたようです。お金即ち
「kane=金」の沖縄方言は「gin=ジン」です。「gin=kane=kanu=交換手段として、
社会が成り立つ基盤として認められている物、基本的に受け入れられている物」です。
「kane=金」がないと経済社会、人間の社会はうまく動きません。お金は「geni=銭=
ゼニ」とも言いますが、沖縄方言では「gin=銭=ジン」です。お金即ちジンはこれは
「信用しても良い」と人々が「認め」ない限り通用しません。

 シュメール語とアッカド語は次の通りです。

  GIN = (社会が成り立つ制度を)確立する、(法的基盤を)整備する、(秩序を)維持する、
        認める、合意する、シュメール語
        英語では to establish, to admit, to confirm,

  kanu = アッカド語、シュメール語 GIN と同じ