夜が明けぬれば、天地が動転する

 夜が明け「ぬれば」もヒエログリフ由来

の言葉と推測されます。前に姿勢の大きな

変化は「nem=nemu=眠」と時であり、木の

nem=nemu=ネム」ノキは夕方になると他

の木に見られない大きな変化、即ち木の葉が

閉じる「大きな」変化をするのでネムノキと

名づけられたのだろうと述べました。眠る時

と同じような「大きな変化」は「起きる」時

と思われます。寒い冬などは「震え」ながら

起きるのではないでしょうか。 「太陽」

地球の影から「顔を出す」のは「地が震える

地震のような」、「大きな変化」だと人間は

考えたようです。 「うれしい悲鳴」という

変った表現がありますが、「震えるような」

嬉しさの時間が、夜明け、夜が明け「nwr=

nwru=ぬる」時間だったと思われます。




  ヒエログリフのアルファベット表記
  は次の通りです。

  
  ヒエログリフ 日本語    英語


  nwr     震える    quake
        (天地が)   (of sky,
                earth)

  nwr tA    地震     earthquake


  tA      地面     earth
               



Mark Vygus の
ヒエログリフ辞典
の参照ページ
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