2014-06-24から1日間の記事一覧

行かん、取らん、語尾の「m=n=ン」は否定です

行かん、好かんなど語尾の「m=n」は「否定」を表します。「見ない」の名護方言は「見=ミ」「ラ=la」「m=n=ン」です。「ない」は否定ですので「la=m=n=否定」と推測できます。日本語の「る」で終る動詞の否定は「lam=lan=ラン」になる場合が多いよ…

ヌメー、カメー、飲みなさい、食べなさい、食事を取る

食べる事を「取る=take」と表現する場合があります。「飲食を勧める」時には語尾に「m=me=メ」の音が付く場合が多いようです。飲み物を勧める時には飲「め=me=m」と言います。沖縄方言では食えと言う時も「m=me'=メー」を使います。食えの沖縄方言は…

道中、道連れ、旅、荼毘

道中と道連れには同じ意味があります。「旅=道中」はずっと同じ道を「一緒に」歩いて行きます。一緒に行く人の前に横たわるのは「道また道」です。道の連続です。「道連れ」はこの道を「同じように」歩いて行きます。「身内、仲間内」のように行動します。…

自害と自殺

なぜ自害が自殺と同じ意味であるかは「害」からウ冠と口を除いた部分が「手=qatu=終り=死」であり、その言葉はアッカド語由来の言葉です。手の漢字字体がアッカド語の「qatu=手」からの借用語であるのは楔形文字の「shu=手=qatu」の文字が横棒が四つで…

へーク・クーヨー、待っているから早く来いよ

「待っている」から「早く来いよ」の名護方言はペーク・ケードーですが、首里方言ではへーク「qu'u=クー」ヨーと言うようです。「来い」に「qo」の音が「qe」、「qu' u'」と変化している事が分ります。「来い=待っている」と推測できます。 アッカド語のア…

空、海、川、水

空、海、川に共通する事物は何かと問われたら何と答えるでしょうか。私は「水」と答えます。梅雨時には空、海、川に共通する概念は「水」と説明すると殆どの人は忽ち同意するでしょう。私がいつも良く取り上げるアッカド語やシュメール語はメソ・ポタ・ミア…

フーチバー、風地、風潮

世の中の殆どの人は流行には「勝てない」ようです。流行に素直に従う人が多いです。流行は「風潮」とも言います。世の中には「風地」の考え方に左右される人が多いようです。蓬は「とても良い」薬草、壮健剤としても使われている事で知られています。この蓬…

雨プトゥン、プター、雨が降っている、蓋、天蓋

容器などを閉じる為に物の上に置く物は蓋です。西洋のベッドには蚊が入り込まない様に「天蓋」があります。なぜ天蓋というのか今朝分りました。雨は「天」から「降って」来ます。 雨が天から降っている」の名護方言は「pt=putu=プトu」ンです。蓋の名護方…