空、海、川、水
空、海、川に共通する事物は何かと問われたら何と
答えるでしょうか。私は「水」と答えます。梅雨時には
空、海、川に共通する概念は「水」と説明すると殆どの
人は忽ち同意するでしょう。私がいつも良く取り上げる
アッカド語やシュメール語はメソ・ポタ・ミアの言葉です。
「pt=pota=ポタ=川」と川の「間=m=meso=メソ」に
ある「土地、お土産、お宮=miya=mia=ミア」がメソポタ
ミアです。私たち日本人は「ポタポタ」と聞くと水が「滴る」
音、「ポトン」聞くと石が「川に落ちた」音を思い出します。
「pt=pota=川」です。雨は曇り空の空から、落ちてくる、
降ります。雨水と言います。水源は「空」にありますので
「天=雨=水=pota=pt=空」と推測できます。「雨水」
は曇り「空」から「pt=potu=ポツ」リ・ポツリ落ちて
くる場合もあります。メソポタミアのミアとお宮の関係は
前から知っていましたが、お土産の土をなぜ「土=miya=
mia」と読むか今朝気づきました。 「げ=毛=産=産物」
であるのは、産物が出来ない土地は「不毛」の地と言うの
でも分ります。一年に三回も産物が出来ると三毛作と言い
ます。「産=作物が出来る=げ=毛」である事は日本人は
良く知っています。 外国語を学んで初めて「お土産」の
読み方の理由が分りました。童謡では「雨や水」に関する
表現は「pt=piti=ピチ」ピチ・ジャブ・ジャブです。
ヒエログリフとギリシャ語のアルファベット表記は次の通りです。
pt 空 sky
天 heaven
覆い cover
天蓋 canopy
potamos (G) 川 river
ヒエログリフ辞典
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