2012-03-15から1日間の記事一覧

クリ・ガ・マシと実が違う:  あれよりもこれが良いと変った種

二つの物の中から気に入らない物を渡されそうになると、別のを指してこれが良い と言う場合があります。名護方言では「ウリ」がマシと欲しい品物を指す場合が多い ですが、首里方言では「kuri=クリ」がマシと言います。「別の」品を指してクリと 言っていま…

sataとsutu: 師弟関係と出藍の誉れと沙汰の限りでない

なぜ弟子が師匠より力が付き師匠より有名になると出藍の誉れと言うかは「sutu =出」の音に「意味がある」ようです。「sitei=師弟」の音に含まれている「site」や 出るに含まれる「sutu」の音は「sutu=soto=外」を同じように「外=出」を表す音 です。ど…

シマーと相撲: 島、故郷の人は力強い味方です

相撲は力と力の勝負です。「力強い」人か「動きが速い」人が勝ちます。相撲取り を応援する人は故郷の人が多いです。沖縄方言では「相撲」も「自分の出身地」も 「simah=シマー」と言います。相撲取りは自分の「sima=シマ=生まれ島=出身地」 のは人は「…

これは拙い: 悪い状態を認識している言葉

これは「madui=mazui=拙い」と言ったら、その時の状態は「悪い」のを「知っている、 認識している」事になります。この拙いは「madu」の綴りを見たらアッカド語と関係がある のが分り、「mazu」の綴りを見たらトルコ語との関係が分ります。「madu=mazu=…

サギ・グスイ: 下げ薬

サギ・グスイは今は下剤と考えられていますが、元々の意味から変化した言葉 だと考えられます。「良い」薬は全て「良い=サギ=sagi」「gusui=グスイ=薬」と考 えられます。「sagi-gusui=サギ・グスイ=良い薬」です。 不平などの「fu」の音は 「悪い、反…

アカーリン:  強制的に離す品物や道具は水、唐辛子、刀

一つの物を分離させるには「刀」を使います。 「割く、裂く」と物は 「分離、分割」 出来ます。家畜や魚は「捌いて、切り開いて」から料理します。「食べる」前の準備作業 です。 親子水入らずと言う表現は「仲が良い、簡単には離れない者同士」を表します。…

ズルズル蕎麦を啜る: 一種の食い方

蕎麦を啜ると言います。「啜る」の漢字に「口」が含まれているのを見ても分る ように「susuru=啜る」のは一種の「食い方」です。「su=水分=汁」と一緒に 蕎麦を「zuru=suru=食う」のが「su-suru=啜る」です。歯を合わせてガチガチ 音を立てる人もいま…