姫の語源、女子のシの変化形がヒ
日本語が分かると「shi=hi=ヒ」「メ=
女」、姫は女性だと分かります。日本語では
シなどサ行音をヒなどハ行で発音する地域が
あった事が知られています。 アッカド語と
同じ語源から派生した言葉の一つである諸語、
シリア語、ヘブル語、ウガリット語では「shi’
=女子」から「s」が抜けて「hi’=hy=女子」
になっています。 「hi’=hy=ヒ」メ、姫の
語源と同じです。
アッカド語と関連書語のアルファベット
表記は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
シリア語(Sy)
ヘブル語(Heb)
ウガリット語(U)
hi’ (Sy) 女の子 she
hi’ (Heb) 女の子 she
hy (U) 女の子 she
-shi’ 女子の for her
為に
女に to her
女子に towards
向って her
shi’ 女の子 she
彼女、 pronoun
代名詞
shi’ t 女の子 she
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France
The Assyrian Dictionary of
the Oriental Institute of
the University of Chicago (CAD)
Volume 17. Shin, Part 2
365