浮かれた、明るい気分: 高価なプレゼントを貰った時もそうでしょう

 人間はどういう時に「ukareta=浮かれた」気分になるでしょうか。「高価な」贈り物を
貰う人は男より女の人が多いかもしれません。試験に「ukaru=受かる」とプレゼント
をすると子供に約束をした親はその約束を守り、約束の「高価な品」を「okuru=贈る」
のが普通でしょう。子供が試験に「ukare=受かれ」ば「ukarata=浮かれた」気分になる、
「uki=浮き」浮きするのは当然でしょう。「贈られて」来ていたの名護方言は「uqratti=
ukuratti=ウクラッティ」チュータンです。今は高校は全入制度の学校が多いですが、私
が中学生の頃は三分の一は進学を諦めて、或は試験に落ちて直ぐに社会に出ていました。
今でも難しいと言われる大学や会社の試験に「ukaru=受かる」人は「少ない」です。一つ
の地域からそのような大学や会社へ入る人は「稀」です。

 アッカド語では次の通りです。

uqra'i = 高価な品々、英語では valuables

uquratti = 稀な、滅多にない、英語では rare, seldom

uqa'ru = 稀な、少なくなる、高価な、高価になる
        英語では to be (become) rare, to be (become) precious

aqa'ru = 稀な、少なくなる、高価な、高価になる、uqa'ru と同じ
        英語では to be (become) scarce, to be (become) expensive