急だ、糾弾、くだらない、百済、拘る

 三々九度の九度の意味が分ると「kudo」の音を含む漢字の組み合せはスメル語の「KUD=切り離す、離れている」
状態を表す言葉への当て字と推測出来ます。離島の名前に「久高」島があるのを見て来ました。携帯電話に「kudo
と入力したら出て来た言葉の意味を調べてみました。「kudo」の音は「離島」など「離れた」場所、一つの範囲内
の「端っこ、端、傍」などを表しますので、そのような場所の名前も「kudo」の音が含まれているでしょう。人里
「離れた」場所は「陸の孤島」などと表現されます。地図で「kudo=九度」山を調べてみると和歌山県の西の端っこ
大阪府との県境にある行政地域だと分ります。今までの普通の速さから「急に」別の速さに変える仕組みは「kudo'
=駆動」と言います。楽しい場所、土地の楽土から「切り離された」全く「別」の世界は「kudo=苦土」です。普通の
人の普通の親切は並の親切ですが、仏教に帰依してとても熱心に人々の幸せを願って努力している人の親切は
「計り知れない」ほど「深い」でしょう。そのような人は「kudoku=功徳」を積んだ人、功徳の人はと表現されます。
kudo=久土」も人里から「離れた」辺鄙な場所だったと想像できます。大分県内にあり東に突き出た半島は国東
半島です。半島は突き「出た」所、「離れた」所、「一番先」にあります。 「東=saki=東の先=東の端っこ」です。
国東の昔の読み方は「ko-kud'o=ko-kuto'=国東」だったかもしれません。「kudo'=kuto'」の音が含まれています。
この国東半島の南に「久土」があります。九州全体の地図から見ると「国東」も「久土」も「九州の東端」であるのが
分ります。久高島、九度山、久土などの地名が分ると「kudara=百済」の意味が浮かび上がってきます。 朝鮮半島
の中で「百済」は他の地域とは「別の」種族が住んでいた、「別の」「行政区域だった」のが、「その音だけ」から推測
できます。朝鮮半島内の人だけでなく、当時の日本の為政者から見ても「百済」は「離れた」所にはあるが、日本と繋
がりのある場所とその当時から考えられていたと考えられます。今までのやり方を「急に」変更すると、今までのやり方
から「離れられない」人、今までのやり方に「koda=拘」ワル人は、余りにも「kyuda=急だ」と、政策を「変更」した責任者
を「kyudan=糾弾」しようとするでしょう。その試みが成功するかどうかは緊急事態が人々に認識されているかどうかで
決まるでしょう。

 スメル語では次の通りです。

  KUD = 切り離す、分ける、決める、判決を下す

      英語では to cut off, to seperate, to decide