2016-03-28から1日間の記事一覧

キーマー、想像できる最大限の毛深い人

沖縄の人の毛深さは知られていますが、 沖縄県内でも「こんなに毛深い人は滅多 にいない」と言われる人がいます。その ような人は名護方言では「kima=ki'ma'= キーマー」と言います。そういう人を見た 事のない人は「そんなに沢山生えている」 と思うでし…

モタモタするの語源、遅い、危ない、死ぬかもしれない

悪い状態を表す言葉にモタモタがあります。今まで「モタモタ」に深い意味があるなど考えた事は無かったのですが、この言葉が戦場での事情を表しているなら「生死」と関係ある事が分ります。戦場で「mota=モタ」モタしていると「命取り」の行為になります。…

持たない、持ち堪えないの語源、間も無く終る、死ぬ、

持つの否定は持たないです。「mota」行音は「mota」だけが悪い意味で「moti,motu,mote,moto」は良い意味である事が分ります。この人は病気になっても長く生きて来たが、もう「mota=持た」ない、間も無く「死ぬ」と表現する時があります。 「もてる、持つ、…

イー・ピラーキン、膝を崩すの語源

「膝を崩して居座る」事を名護方言ではイー「ピラーキ=piraki=birku」ンと言います。「p=b」の変化は普通に見られるので「birku=膝」を「開く=hiraku=birku」、「開脚」で、「膝を崩す」事が「座る」事だと気づきます。 アッカド語とシュメール語 のア…

睦まじの語源、仲が良さを見て偕老同穴、死ぬまで一緒、いつの世までもと推測できる

なぜ仲が良い夫婦を「mutu=睦」まじいと表現するのでしょうか。多分「偕老同穴」や「五の四=いつの世」までも一緒を表す言葉と同じでしょう。 つまり「mutu=死ぬ」まで一緒を表す言葉が「mutu=睦」まじいと推測されます。 アッカド語のアルファベット表…

三つ数えるまでに答えよ、返事が無いと殺す

なぜ「mitt=三つ」数えるまでに返事しろという表現が日本語にあるか、その語源に気づきました。「器官が本来の働きが出来ない、機能が麻痺している、死んでいるに等しい」状態は「屠殺」の「屠」で表される、事は既に述べました。屠殺は「機能が麻痺しいる…

革をなめすの語源、屠殺後の作業

「皮革が利用できる」のは獲物となった動物を「屠殺、殺」した後です。「皮革を利用する」作業を「なめす=鞣す」と言います。「ナメス」の中に「死」を表す言葉が含まれていると推測しても良さそうです。 シュメール語とアッカド語のアルファベット表記 は…

アキマ・ヘンの語源?アギマー・フン、上手くいかないと急かす

なぜ関西の商売人は仕事が上手くいかない日、売上が少ない日には「akima=アキマ」ヘンと言うのでしょうか。「a-kima=アキマ」ヘンは「a=ア」「キマ=kima」「ヘン=状態を表す語尾=ハン=セン=シェン」と推測されます。 アキマヘンの「a=ア」は「否定…

モタモタとモルタル、動きが遅いと動きを制止する物

「死」の意味は「動きを止める、動かない」事です。この観点から言葉を見ると英語の「mortar=モルタル、接着剤」、「mortal=いつまでも生きていられない、死ぬ存在とアッカド語の「matu=死ぬ」と同じ語源から派生したゲーツ語の「mota=死ぬ」と日本語の…