三つ数えるまでに答えよ、返事が無いと殺す

 なぜ「mitt=三つ」数えるまでに返事しろという表現

が日本語にあるか、その語源に気づきました。「器官が

本来の働きが出来ない、機能が麻痺している、死んでい

るに等しい」状態は「屠殺」の「屠」で表される、事は

既に述べました。屠殺は「機能が麻痺しいる=動かない

=死んでいる=mitt=ミツ=兎=屠=殺」です。生まれた

時に唇が裂けて「上手に喋れない」口の形を「mitt=兎」

口と言うと前に述べました。兎口の兎と滅亡の滅は同じ

語源の言葉から派生した言葉である事が理解できます。

「mittu=三つ」数える迄に答えよと敵に命令する時には、

そうしないと「酷い目に遭わすぞ、殺すぞ」と言う意味で

ある事が分ります。鬼餅は沖縄方言ではウニ「ムーチー

=mu'ti'=mu'tu」です。ウニムーチーの由来が死骸を食

い、鬼と化した兄に餅を与えて「死に至らしめた」話である

事はアッカド語が分ると理解し易い話です。



 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語  日本語  英語





 mi'tu    死んで    dead
       いる


 mu'tu    死亡    death


               





         
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France